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2009.07.26
Atomが売れるとクアッドコアが増える仕組み
製品ミックスを調整してクアッドコアとAtomでバランスを取る
チャネル市場でDIYユーザーが目にするIntel CPUは、すでにクアッドコアがかなりの割合を占めている。しかし、ワールドワイドでOEM市場も含めたCPU数では、実はまだクアッドコアは大した割合を占めているわけではない。Intelは、2011年頃までクアッドコアをパフォーマンスCPUとメインストリームCPUの上位にとどめて、ボリュームはデュアルコアのまま進展させると見られる。少なくとも、急激にクアッドコアが増える気配はない。
例えば、下の図はIntelが顧客に示しているデスクトップCPUのボックス品の製品出荷比率だ。元のチャートがラフだったので、厳密な図ではないが、大まかな製品の傾向はわかる。

デスクトップCPUの生産比率(CPUコア数ベース)
面白いのは、来年(2010年)第1四半期は、Nehalem系のデュアルコアClarkdale(クラークデール)が登場するためか、一時的にデュアルコアが増加することだ。しかし、それ以前の段階でも、クアッドコアは1/5程度に過ぎない。デスクトップのボックスCPUだけを見ても、クアッドコアはまだまだ主流には遠く、Nehalem世代でも急激には増えない。
●CPU価格は下がっても利幅は下げないIntelの戦略
CPUコア数別の割合を、IntelのPC向けCPU製品全体で見ると、下のスライドのようになる。今度はボックスだけでなく、OEM向けCPUも含む。Atomも含んでいるが、Atomのデュアルとシングルの区分けはされていない。

コア数ベースの出荷比率
一見してわかるとおり、デスクトップのボックスCPUと比べると、クアッドコアの比率はずっと低い。一定のペースで伸びてはいるものの、2008年第4四半期でさえ5%を下回り、2009年第4四半期でも10%はほど遠いように見える。チャネルのデスクトップ市場と比べると、ノートPCも含めた全体でのクアッドコア比率はかなり低い。
興味深いことは、この製品ミックスは、Intelがかなり苦労して調整した結果であることだ。IntelのStacy Smith(ステイシー・スミス)氏(Vice President, Chief Financial Officer, Intel)は「Investor Meeting 2009」で、製品ミックスの調整がもっとも難しく、その調整で効率的なコストモデルが保たれると説明していた。エンドユーザーからは、製品ミックスの調整の結果である、各CPUのSKU(Stock Keeping Unit=アイテム)とその価格設定しか見えない。だが、その背後でIntelは、微妙な調整によって、利幅のバランスを保っている。
ここで非常に面白いのは、Atomが売れれば、クアッドコアが増えるという構造だ。上のチャートでもわかる通り、Atomの増加とクアッドコアの増加は、軌を一にしている。Intelはここでバランスを取っており、Atomとクアッドコアの数には密接な関係がある。

デスクトップCPUの価格階層
●一定割合まではAtomが増えるとクアッドコアを増やせる
仕組みは至極簡単だ。コストが高いクアッドコアCPUを低い販売価格帯のSKUにも持ってくると、CPU全体の平均販売価格(ASP)に対してCPU全体の平均コストが上がってしまう。ところが、ASPも低いがコストも低いAtom系の比率を増やして、ASPの割にコストが比較的高いCeleron系と置き換えると、Intel CPU全体でのASPに対する平均コストが下がる。
そのため、クアッドコアを増やしても、Atomを増やせば、ASPに対する平均コストが上がらず、Intelの利幅が維持される。また、PC向けCPUは、全体にASPが緩やかに下がっているが、Intelは低コストな製品の比率を高めることで、利幅を守ろうとしている。
下のスライドは、この構造を明瞭に示している。グリーンで示されたCPUのASPは、2003年頃と比べると明瞭に下がっている。しかし、イエローで示されたCPUコストも同じようなペースで下がっている。

平均売価や製造コストの関係
「過去の平均販売価格(ASP)とコストを見ると、ASPも上下しながら下がっているが、コストも下がっている。2年毎に、新プロセス技術が立ち上がると、最初はコストが上がる。しかし、ムーアの法則のために、長期的にはコストが下がる」(Smith氏)。
そのために、オレンジで示されたIntel CPUの製品マージンはほとんど変わらない一定のラインを保っている。つまり、Intelにとっては、CPUが安くなっても利益構造が変わらない。
「ASPからコストを差し引いた製品マージンの比率は、ほぼコンスタントに保たれている。2008年のところを見ると中盤にAtomが登場して、またASPが下がり始める。しかし、コストも下がり始めるので、製品マージンはほぼ一定になる」(Smith氏)。
結果として、下のスライドのように製品マージン比率は、過去10年を見ても、ある程度の変動の枠内に収まり、下がっても再び上がるという動きを繰り返している。

粗利益の変化
「過去10年間、CPU価格は変動してもグロスマージン(粗利益)はほぼ50~60%で一定を保ってきた。マジックナンバーである60%は、ドットコムバブル崩壊や世界不況などで割り込んだが、戻してきた」(Smith氏)。
こうして見ると、IntelのAtomは必然的に登場したCPUであることがわかる。CPU価格の下降に合わせて、コストを下げて利幅を維持できるCPUが必要になったわけだ。
●CPU価格とコストでバランスを取るIntel
構造として、Intelは企業としての生命線である利幅を守るために、CPU価格とコストのバランスを取っている。そして、バランスは、製品ミックスを操作することで取られている。製品ミックスの操作は、実際には製品SKUと価格の設定に依っている。だから、コストの高いクアッドコアを不用意に低価格SKUにすることはできないが、全体でのマージンに余裕ができればクアッドコアを推進しやすくなる。
以前にも示したが、下のチャートは、今年(2009年)第4四半期のPC向けCPUとチップセットのコスト比較だ。左がクアッドコアCPU、中央がデュアルコアCPU、右がAtomだ。グリーンがCPU、オレンジがチップセットのコストを示している。PC向けのクアッドコアCPUとチップセットに対して、デュアルコアCPU+チップセットは約50%のコスト、Atom+チップセットは約25%のコストとなっている。CPU単体で見ると、クアッドコアに対してデュアルコアは約40%のコスト、Atomは13%程度のコストとなっている。

コストの比較
コストがこれだけ違うのは、各CPUのダイサイズが大きく異なるからだ。ダイの面積が小さければ、ダイの製造コストがぐっと下がる。パッケージとテストのコストが加わるが、それでもダイ面積がコストの決定的な要因であることに変わりはない。

CPUのダイサイズ
この数値は、昨年(2008年)の「Investor Meeting 2008」の時のものと少し異なっている。1年前の予測では、2009年第4四半期にはクアッドコアに対してデュアルコアCPUが45%以上のコスト、Atomが10%以下のコストとなっていた。予測よりデュアルコアのコスト比率が下がったのは、45nm版のNehalem系デュアルコアがキャンセルになった影響だと推測される。Atomのコストが予測より高い(あるいはクアッドコアのコストが予測より低い)理由はわからない。

マルチコア製品のコスト
マージンで見ると下のスライドのようになる。IntelのAtom以外のデスクトップとノートPCでのCPUとチップセットの平均マージンは60%を超えている。しかし、実際には下位のCeleronあたりになるとマージンはこれより低くなるという。それに対して、AtomベースのネットブックでのIntelのマージンは50%を充分に超えている。

製品のマージン
●チップセットが先端プロセスへ移ることでもコストを削減
コストをもう少し詳しく見ると、Intel CPUの平均コストは昨年後半にどんどん下がっていたことがわかる。「クアッドコアが下がり、デュアルコアが下がり、CPUとチップセット合計の平均のコストは、うまく下がった。来年の最初にコストが少し上がるのは、32nmに移るからだ」(Smith氏)という。

プラットフォームの平均コスト
また、コスト構造は、CPUにシステム機能が統合されて行くに従って変わりつつある。コストをCPUとチップセットに分解したのが下のスライドだ。Nehalem系では、チップセットのノースブリッジ(GMCH/MCH)の機能がCPUに統合されている。その分、CPUのコストが高く、チップセットのコストが低くなる。
下のチャートを見ると、Nehalem系が浸透して行くにつれて、グリーンで示されたCPUのコスト比率が上がり、オレンジで示されたチップセットのコスト比率が下がって行くことがわかる。CPUコストは上がるが、プラットフォーム全体でのコストは横ばいか下がって行く予測となっている。CPUコストが上がるということは、CPUのダイ(半導体本体)が大きくなって行くことを意味している。将来のメインストリームCPUのダイは、今より数十%ほど大きくなるだろう。

チップセットとCPUのコスト割合
グリーンのCPUは先端プロセス技術、オレンジのチップセットは1世代古いプロセス技術で作られてる。そのため、このパーティショニングの変化は、IntelのFabで、旧世代のプロセス技術のキャパシティ需要が減り、先端プロセスのキャパシティ需要が増えることを意味している。そして、チップセットのノースブリッジ(GMCH/MCH)の分のトランジスタは、先端プロセスに移ることで、ダイエリアが減ってコストが減る。そのため、トータルでのコストが長期的に下がって行くという。

チャネル市場でDIYユーザーが目にするIntel CPUは、すでにクアッドコアがかなりの割合を占めている。しかし、ワールドワイドでOEM市場も含めたCPU数では、実はまだクアッドコアは大した割合を占めているわけではない。Intelは、2011年頃までクアッドコアをパフォーマンスCPUとメインストリームCPUの上位にとどめて、ボリュームはデュアルコアのまま進展させると見られる。少なくとも、急激にクアッドコアが増える気配はない。
例えば、下の図はIntelが顧客に示しているデスクトップCPUのボックス品の製品出荷比率だ。元のチャートがラフだったので、厳密な図ではないが、大まかな製品の傾向はわかる。

デスクトップCPUの生産比率(CPUコア数ベース)
面白いのは、来年(2010年)第1四半期は、Nehalem系のデュアルコアClarkdale(クラークデール)が登場するためか、一時的にデュアルコアが増加することだ。しかし、それ以前の段階でも、クアッドコアは1/5程度に過ぎない。デスクトップのボックスCPUだけを見ても、クアッドコアはまだまだ主流には遠く、Nehalem世代でも急激には増えない。
●CPU価格は下がっても利幅は下げないIntelの戦略
CPUコア数別の割合を、IntelのPC向けCPU製品全体で見ると、下のスライドのようになる。今度はボックスだけでなく、OEM向けCPUも含む。Atomも含んでいるが、Atomのデュアルとシングルの区分けはされていない。

コア数ベースの出荷比率
一見してわかるとおり、デスクトップのボックスCPUと比べると、クアッドコアの比率はずっと低い。一定のペースで伸びてはいるものの、2008年第4四半期でさえ5%を下回り、2009年第4四半期でも10%はほど遠いように見える。チャネルのデスクトップ市場と比べると、ノートPCも含めた全体でのクアッドコア比率はかなり低い。
興味深いことは、この製品ミックスは、Intelがかなり苦労して調整した結果であることだ。IntelのStacy Smith(ステイシー・スミス)氏(Vice President, Chief Financial Officer, Intel)は「Investor Meeting 2009」で、製品ミックスの調整がもっとも難しく、その調整で効率的なコストモデルが保たれると説明していた。エンドユーザーからは、製品ミックスの調整の結果である、各CPUのSKU(Stock Keeping Unit=アイテム)とその価格設定しか見えない。だが、その背後でIntelは、微妙な調整によって、利幅のバランスを保っている。
ここで非常に面白いのは、Atomが売れれば、クアッドコアが増えるという構造だ。上のチャートでもわかる通り、Atomの増加とクアッドコアの増加は、軌を一にしている。Intelはここでバランスを取っており、Atomとクアッドコアの数には密接な関係がある。

デスクトップCPUの価格階層
●一定割合まではAtomが増えるとクアッドコアを増やせる
仕組みは至極簡単だ。コストが高いクアッドコアCPUを低い販売価格帯のSKUにも持ってくると、CPU全体の平均販売価格(ASP)に対してCPU全体の平均コストが上がってしまう。ところが、ASPも低いがコストも低いAtom系の比率を増やして、ASPの割にコストが比較的高いCeleron系と置き換えると、Intel CPU全体でのASPに対する平均コストが下がる。
そのため、クアッドコアを増やしても、Atomを増やせば、ASPに対する平均コストが上がらず、Intelの利幅が維持される。また、PC向けCPUは、全体にASPが緩やかに下がっているが、Intelは低コストな製品の比率を高めることで、利幅を守ろうとしている。
下のスライドは、この構造を明瞭に示している。グリーンで示されたCPUのASPは、2003年頃と比べると明瞭に下がっている。しかし、イエローで示されたCPUコストも同じようなペースで下がっている。

平均売価や製造コストの関係
「過去の平均販売価格(ASP)とコストを見ると、ASPも上下しながら下がっているが、コストも下がっている。2年毎に、新プロセス技術が立ち上がると、最初はコストが上がる。しかし、ムーアの法則のために、長期的にはコストが下がる」(Smith氏)。
そのために、オレンジで示されたIntel CPUの製品マージンはほとんど変わらない一定のラインを保っている。つまり、Intelにとっては、CPUが安くなっても利益構造が変わらない。
「ASPからコストを差し引いた製品マージンの比率は、ほぼコンスタントに保たれている。2008年のところを見ると中盤にAtomが登場して、またASPが下がり始める。しかし、コストも下がり始めるので、製品マージンはほぼ一定になる」(Smith氏)。
結果として、下のスライドのように製品マージン比率は、過去10年を見ても、ある程度の変動の枠内に収まり、下がっても再び上がるという動きを繰り返している。

粗利益の変化
「過去10年間、CPU価格は変動してもグロスマージン(粗利益)はほぼ50~60%で一定を保ってきた。マジックナンバーである60%は、ドットコムバブル崩壊や世界不況などで割り込んだが、戻してきた」(Smith氏)。
こうして見ると、IntelのAtomは必然的に登場したCPUであることがわかる。CPU価格の下降に合わせて、コストを下げて利幅を維持できるCPUが必要になったわけだ。
●CPU価格とコストでバランスを取るIntel
構造として、Intelは企業としての生命線である利幅を守るために、CPU価格とコストのバランスを取っている。そして、バランスは、製品ミックスを操作することで取られている。製品ミックスの操作は、実際には製品SKUと価格の設定に依っている。だから、コストの高いクアッドコアを不用意に低価格SKUにすることはできないが、全体でのマージンに余裕ができればクアッドコアを推進しやすくなる。
以前にも示したが、下のチャートは、今年(2009年)第4四半期のPC向けCPUとチップセットのコスト比較だ。左がクアッドコアCPU、中央がデュアルコアCPU、右がAtomだ。グリーンがCPU、オレンジがチップセットのコストを示している。PC向けのクアッドコアCPUとチップセットに対して、デュアルコアCPU+チップセットは約50%のコスト、Atom+チップセットは約25%のコストとなっている。CPU単体で見ると、クアッドコアに対してデュアルコアは約40%のコスト、Atomは13%程度のコストとなっている。

コストの比較
コストがこれだけ違うのは、各CPUのダイサイズが大きく異なるからだ。ダイの面積が小さければ、ダイの製造コストがぐっと下がる。パッケージとテストのコストが加わるが、それでもダイ面積がコストの決定的な要因であることに変わりはない。

CPUのダイサイズ
この数値は、昨年(2008年)の「Investor Meeting 2008」の時のものと少し異なっている。1年前の予測では、2009年第4四半期にはクアッドコアに対してデュアルコアCPUが45%以上のコスト、Atomが10%以下のコストとなっていた。予測よりデュアルコアのコスト比率が下がったのは、45nm版のNehalem系デュアルコアがキャンセルになった影響だと推測される。Atomのコストが予測より高い(あるいはクアッドコアのコストが予測より低い)理由はわからない。

マルチコア製品のコスト
マージンで見ると下のスライドのようになる。IntelのAtom以外のデスクトップとノートPCでのCPUとチップセットの平均マージンは60%を超えている。しかし、実際には下位のCeleronあたりになるとマージンはこれより低くなるという。それに対して、AtomベースのネットブックでのIntelのマージンは50%を充分に超えている。

製品のマージン
●チップセットが先端プロセスへ移ることでもコストを削減
コストをもう少し詳しく見ると、Intel CPUの平均コストは昨年後半にどんどん下がっていたことがわかる。「クアッドコアが下がり、デュアルコアが下がり、CPUとチップセット合計の平均のコストは、うまく下がった。来年の最初にコストが少し上がるのは、32nmに移るからだ」(Smith氏)という。

プラットフォームの平均コスト
また、コスト構造は、CPUにシステム機能が統合されて行くに従って変わりつつある。コストをCPUとチップセットに分解したのが下のスライドだ。Nehalem系では、チップセットのノースブリッジ(GMCH/MCH)の機能がCPUに統合されている。その分、CPUのコストが高く、チップセットのコストが低くなる。
下のチャートを見ると、Nehalem系が浸透して行くにつれて、グリーンで示されたCPUのコスト比率が上がり、オレンジで示されたチップセットのコスト比率が下がって行くことがわかる。CPUコストは上がるが、プラットフォーム全体でのコストは横ばいか下がって行く予測となっている。CPUコストが上がるということは、CPUのダイ(半導体本体)が大きくなって行くことを意味している。将来のメインストリームCPUのダイは、今より数十%ほど大きくなるだろう。

チップセットとCPUのコスト割合
グリーンのCPUは先端プロセス技術、オレンジのチップセットは1世代古いプロセス技術で作られてる。そのため、このパーティショニングの変化は、IntelのFabで、旧世代のプロセス技術のキャパシティ需要が減り、先端プロセスのキャパシティ需要が増えることを意味している。そして、チップセットのノースブリッジ(GMCH/MCH)の分のトランジスタは、先端プロセスに移ることで、ダイエリアが減ってコストが減る。そのため、トータルでのコストが長期的に下がって行くという。

2009.07.23
エプソン、フォトストレージ「P-7000」「P-6000」にライブビュー撮影機能
エプソンは16日、フォトストレージビューワー「P-7000」と「P-6000」のファームウェアを更新した。バージョン番号は2.05。
更新することで、カメラにUSB接続した際にライブビュー撮影が可能になるほか、撮影したデータがビューワー内蔵のHDDにも同時に保存されるようになる。1日まで開催していた「スタジオ写真フェア」でエプソンが参考出品していた。
ライブビュー撮影の対応機種は、D3X、D3、D700、D300、D90。カメラ本体でのライブビューと同様、撮像素子からの映像をほぼリアルタイムでビューワー本体の液晶モニターに表示する。ビューワーでのシャッターレリーズのほか、AFターゲットの移動や、AFターゲットを中心とした拡大表示に対応。ビューワー本体のホイールキーを使ったフォーカスの微調整も可能となっている。ただし、ライブビューモードは「三脚撮影」相当に固定される。
また、ビューワー側から撮影設定の変更も行なえる。変更できる項目は、絞り、シャッター速度、ホワイトバランス、レリーズモード。設定できる範囲はそれぞれ接続したカメラに準じるが、シャッター速度ではバルブが設定不可となる。

なお、顔認識AFを使用すると、AFターゲットを操作できなくなる。さらに、AF-C以外のAFモードを使用すると、合焦後に再度AFが駆動することがあるため、エプソンではAF-Cの使用を推奨している。
HDD保存は、カメラに挿入したメモリーカードだけでなく、ビューワー内蔵のHDDにもデータを記録する機能。バックアップによるデータの二重化を目的としている。対応するカメラは、EOS-1Ds Mark III、EOS-1D Mark III、EOS 5D Mark II、EOS 50D、EOS 40D、D3X、D3、D700、D300、D90。
ファームウェアは、ライブビュー撮影機能とHDDへの同時保存を含むバージョンと、HDD保存のみ対応するバージョンを用意。ライブビュー機能を含むバージョンは、登録制サイト「MyEpson」のみでの配布となるが、HDD保存のみ対応するバージョンは、エプソンのサポートページからダウンロードできる。
更新することで、カメラにUSB接続した際にライブビュー撮影が可能になるほか、撮影したデータがビューワー内蔵のHDDにも同時に保存されるようになる。1日まで開催していた「スタジオ写真フェア」でエプソンが参考出品していた。
ライブビュー撮影の対応機種は、D3X、D3、D700、D300、D90。カメラ本体でのライブビューと同様、撮像素子からの映像をほぼリアルタイムでビューワー本体の液晶モニターに表示する。ビューワーでのシャッターレリーズのほか、AFターゲットの移動や、AFターゲットを中心とした拡大表示に対応。ビューワー本体のホイールキーを使ったフォーカスの微調整も可能となっている。ただし、ライブビューモードは「三脚撮影」相当に固定される。
また、ビューワー側から撮影設定の変更も行なえる。変更できる項目は、絞り、シャッター速度、ホワイトバランス、レリーズモード。設定できる範囲はそれぞれ接続したカメラに準じるが、シャッター速度ではバルブが設定不可となる。

なお、顔認識AFを使用すると、AFターゲットを操作できなくなる。さらに、AF-C以外のAFモードを使用すると、合焦後に再度AFが駆動することがあるため、エプソンではAF-Cの使用を推奨している。
HDD保存は、カメラに挿入したメモリーカードだけでなく、ビューワー内蔵のHDDにもデータを記録する機能。バックアップによるデータの二重化を目的としている。対応するカメラは、EOS-1Ds Mark III、EOS-1D Mark III、EOS 5D Mark II、EOS 50D、EOS 40D、D3X、D3、D700、D300、D90。
ファームウェアは、ライブビュー撮影機能とHDDへの同時保存を含むバージョンと、HDD保存のみ対応するバージョンを用意。ライブビュー機能を含むバージョンは、登録制サイト「MyEpson」のみでの配布となるが、HDD保存のみ対応するバージョンは、エプソンのサポートページからダウンロードできる。
2009.07.17
第1回eroなフォト会
第1回eroなフォト会
7月26日(日曜日)
eroなフォト会・第1弾は屋外ポートレート・室内ヌードの撮り方と手軽に出来るレタッチ!
撮影会や個人撮影で、「より良い撮影のベストノウハウをプロにダイレクトにご伝授頂く機会です。
1回目となりました今回は定員数も少なくしてカメラの構え方から知りたいところの手の届くマンツーマンの時間を重視しています。
最近一眼レフを始められた方、「スランプかな?・・・」な方、更なる高みを追求!される方・・・。
ポートレートをこよなく愛する皆様のご参加お待ちしています。
■1部『夏の屋外ポートレート』おしゃれポートレートに迫る。

写真は当日予定のモデルさん
場 所:大阪市北区()
時 間:14:00~15:00
内 容:プロによるローケーションハンティング指導・デモンストレーション・モデルポージング指導
撮影スタイルのマンツーマンチェック・フリースタイル撮影&撮って出しチェック!
(日中シンクロ指導ご希望の方は各自ストロボ等ご用意ください)
■推奨レンズ:広角~標準・中望遠
※状況により内容が突発的に変更となる場合もございますので予めご了承ください。
定 員:4席
参加費:5,000円(撮影費・講習費含) 1部・2部ご参加の方は21,000円
■2部『室内ヌード作品を作る!&レタッチ講座』自宅・フリースペースで出来るスタジオ風ライティング術!

写真は当日予定のモデルさん

写真は当日予定のモデルさん
場 所:大阪市内()
時 間:15:30~17:30
内 容:プロによるライティングセット・デモンストレーション・モデルポージング指導
撮影スタイルのマンツーマンチェック・フリースタイル撮影&撮って出しチェック
フリーソフトで気軽にレタッチ講座塾
■推奨レンズ:広角~標準
※状況により内容が突発的に変更となる場合もございますので予めご了承ください。
定 員:4席
参加費:17,000円(撮影費・講習費含) 1部・2部ご参加の方は21,000円
■『eroなフォト会 OFF MEETING』
場 所:大阪市内()
プロと写真談義をしながらの懇親会etc.
ポートレート診断ももちろん行ないます。
※ご参加の方は各自(出来るだけA4サイズ)をご用意ください
時 間:17:30~(1時間30分程度)
参加費:2,000円(お飲物/軽食付)
●上記お申し込み/お問い合わせはこちらから
※件名に7/18申し込み or 問い合わせ ご記入ください。
※本文にご参加頂く部 or お問い合わせの内容をご記入ください。
7月26日(日曜日)
eroなフォト会・第1弾は屋外ポートレート・室内ヌードの撮り方と手軽に出来るレタッチ!
撮影会や個人撮影で、「より良い撮影のベストノウハウをプロにダイレクトにご伝授頂く機会です。
1回目となりました今回は定員数も少なくしてカメラの構え方から知りたいところの手の届くマンツーマンの時間を重視しています。
最近一眼レフを始められた方、「スランプかな?・・・」な方、更なる高みを追求!される方・・・。
ポートレートをこよなく愛する皆様のご参加お待ちしています。
■1部『夏の屋外ポートレート』おしゃれポートレートに迫る。

写真は当日予定のモデルさん
場 所:大阪市北区()
時 間:14:00~15:00
内 容:プロによるローケーションハンティング指導・デモンストレーション・モデルポージング指導
撮影スタイルのマンツーマンチェック・フリースタイル撮影&撮って出しチェック!
(日中シンクロ指導ご希望の方は各自ストロボ等ご用意ください)
■推奨レンズ:広角~標準・中望遠
※状況により内容が突発的に変更となる場合もございますので予めご了承ください。
定 員:4席
参加費:5,000円(撮影費・講習費含) 1部・2部ご参加の方は21,000円
■2部『室内ヌード作品を作る!&レタッチ講座』自宅・フリースペースで出来るスタジオ風ライティング術!

写真は当日予定のモデルさん

写真は当日予定のモデルさん
場 所:大阪市内()
時 間:15:30~17:30
内 容:プロによるライティングセット・デモンストレーション・モデルポージング指導
撮影スタイルのマンツーマンチェック・フリースタイル撮影&撮って出しチェック
フリーソフトで気軽にレタッチ講座塾
■推奨レンズ:広角~標準
※状況により内容が突発的に変更となる場合もございますので予めご了承ください。
定 員:4席
参加費:17,000円(撮影費・講習費含) 1部・2部ご参加の方は21,000円
■『eroなフォト会 OFF MEETING』
場 所:大阪市内()
プロと写真談義をしながらの懇親会etc.
ポートレート診断ももちろん行ないます。
※ご参加の方は各自(出来るだけA4サイズ)をご用意ください
時 間:17:30~(1時間30分程度)
参加費:2,000円(お飲物/軽食付)
●上記お申し込み/お問い合わせはこちらから
※件名に7/18申し込み or 問い合わせ ご記入ください。
※本文にご参加頂く部 or お問い合わせの内容をご記入ください。
2009.07.16
Seagate、15,000rpmで最大容量600GB

米Seagate Technologyは13日(現地時間)、15,000rpmで最大容量600GBの3.5インチHDD「Cheetah 15K.7」を出荷したと発表した。
ミッションクリティカル分野向けで世界最高速/最大容量を謳う。本製品は1月13日(同)に発表され、第2四半期中に出荷するとしていた。
主な仕様は、容量が600GB/450GB/300GB、回転速度が15,000rpm、シークタイムが3.4ms、キャッシュが16MB、インターフェイスがSAS 2.0(6Gbps)またはFibreChannel(4Gbps)。平均故障間隔は160万時間。
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