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アーカイブシリーズ1997年~2005年
第三回目は2004年

当時のデジタルカメラはOlympus Camedia E-20 です。
当時は珍しい一眼デジタルカメラでんなぁ^^これ持ってるだけでみんなビックリしてましたな!
このあとにすぐキャノン・ニコンがこれまでハイエンド機しかなかった一眼デジタルカメラにコンシューマ向けの
低価格の一眼デジタルカメラ、EOS Kiss ・D70 といったカメラが誕生しこの世界の方たちもコンデジから一眼デジタルカメラに移行しはじめましたなぁ^^



この時代は投稿サイトがやや減少して2003年頃から個人サイトがどんどん誕生しピークを迎える年でんなぁ^^
ブログちゅうものも出てきたのもこの頃でぇんなぁ^^
インターネットの人口が増加していく時代です。
個人サイトが増えてきて誰でもサイト運営してた時代でもあります。

みんな投稿だけじゃ物足りなくなり自分の基地とでも言いましょうか、自分自身がサイトを運営する楽しみを、しはじめたころ、
僕自身のサイト911 is jokeがピークを迎えた年でもありますなぁ^^
この頃は一日のアクセスが46000台もあり、投稿が日に60スレッド~80スレッドもあったんです^^
今じゃ小さいサイトになりましたがね(爆)
でぇそのころ他所個人サイト運営してた方々は有料サーバーの年間費が負担になり、メンバーページやCD販売や、お金のかかる運営へとなった時代の始まりでしたなぁ^^
僕自身もその一人でしたなぁ^^
当時の管理者たちは、趣味で始めたサイトが巨大化し、趣味の範囲を超えて、バナー収入などでカバーできなくなりサーバー費の負担をどうするか・・・
皆つらい判断だったと思います。
僕自身なんかテンションが下がるような気がしててモチベーションが維持できるのか?疑問視してたころでした。

見ている皆さんからお金を頂く・・・複雑な心境でした。
有料サーバーの費用を見ている皆さんからではなく、企業から頂くと、考え始めた時でした。

90年後半頃から活躍していた方々も居なくなりこの年は新旧交代の時代でもありましたなぁ^^
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それまで僕自身過激な野外露出からソフトヌード・ポートレートと撮影スタイルが変わった年でしたなぁ^^



ちょうどその頃、まだあどけない19歳から20歳になりたての霧島のぁとの出会いがあった年でんなぁ^^
この霧島のぁとの出会いが今後僕の考え方を変えた人でした。


素人がどこまで出来るか・・・二人でどこま出来るか・・・霧島のぁ自身・僕自身のチャレンジでもありました。
その第一歩がこの写真!初めて出会った日に、初めて撮った!霧島のぁの写真でんなぁ^^
写真は素人時代の、その出会った日からカメラで霧島のぁを撮り続けてはじめました。

このあと3年後には、この投稿界から日本初のAV女優・TVタレントして出来るとは、この頃誰もしりませんでしたなぁ^^
この頃のハンドルネーム見ると「ゆめ」って書いてますなぁ^^

前回からスタートしたアーカイブシリーズ昔に振り返ってみよう、ちゅうことでお付き合いください^^

アーカイブシリーズ1997年~2005年
第二回目は2000年~2002年

この時代は投稿サイトが最も盛り上がった時でぇんなぁ^^インターネットの人口が増える明るい時代です。
投稿サイトが増えてきた時代でもあります。
IT革命の始まりでしたなぁいろいろな夢を追いかけてた方も大勢いたんとちゃうかなぁ^^
ホリエもんみたいなもんがたくさん居たんとちゃうかなぁ・・・なんせ夢があったなぁ^^
パソコンもWindows 98からWindows XPへと変わる頃でんなぁ^^

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当時のデジタルカメラはOlympus Camedia C 860 です。価格が7・8万円して、120万画素しかなく、今の携帯電話以下の画素数でぇんなぁ^^メディアも8メガバイトや16メガバイトしか持ってませんでしたなぁ^^128メガバイトなんか2・3万円したんとちゃうか!!!^^
この当時の一眼レフは高価なカメラでして、手が届きませんでしたなぁ^^100万円以上ぐらいしたんとちゃうかな^^
時代を感じるなぁ~
けどこのカメラ画素数が小さいからたくさん撮れましたんやわぁ!

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この写真は懐かしのジュリ姫と呼ばれた、伝説の爆弾炸裂ジュリちゃんでっせ^^見て当時を知る方が今は何人いるか^^
素人ならでは世界観があり今見ると無茶してましたなぁ^^
せやけど、刺激を求めてどんどん過激になった時代です。
なんやぁこの頃のわては・・・活発で元気ありましたなぁ(笑)
爆弾炸裂とか異端児とかタイトルつけて投稿してましたぁ^^
投稿界からは超過激投稿者って呼ばれてましたなぁ^^
それにしてもあららら・・・どこでも露出して写真撮ってましたなぁ^^
でもこの写真受けてましたんやでぇ^^
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しかし当時の素人サイトって数えれるぐらい少なく、その数ある中、毎日たくさんの投稿してましたなぁ^^

ちょうどこの頃はオフ会とかも始まった時代とちゃうかなぁ!
わてはまだこの頃はサイトを持ってませんでしてな、
投稿してたサイトが全国規模でしてなぁ、みんなが賑わってる中オフ会をしょうと盛り上がり、関西地域の幹事とかさせて頂きましたなぁ^^
この時代はバーチャルな時代でして、いつもはモザイク越しでしか見てない相手と会うと、不思議と芸能人と会ったみたいな感動がありましたなぁ^^
東京オフ会や九州オフ会や名古屋オフ会とか、たくさんあっちこっちから呼ばれたものです。北海道からも呼ばれたけど、いかれんかったなぁ、ちょっと心残りです。たくさんの数え切れないくらいの出会いがありました。投稿者・レス専・延べ500人位でしょうかなぁ
しかし当時のたくさん居た投稿者は今は見なくなり、みんな今は何してんのやろか・・・なんやちょっと寂しい気分にもなります。



さて2002年には未知なる世界を求めて、たくさんの素人サイトが出来ていく時代に入ります。今までもう何人も見てますが、そんな時代に投稿してた投稿者はサイトを作り今は有名なサイトになってますなぁ^^わてもこの頃にサイトオープンするきっかけにもなりましたなぁ^^

今は無数の素人サイトがありまんなぁ^^




あと2ヶ月ちょっとで時代は2010年を向かえまんなぁ^^

ちょっと時代を昔に振り返ってみよう、ちゅうことでお付き合いください^^

アーカイブシリーズ1997年~2005年
第一回目は2005年

この写真は2005年の正月の時の投稿でぇんなぁ^^
この頃の霧島のぁが20歳でしたかな!なんや若いなぁ~今見るとなんかのどかでぇんなぁ^^

ちなみにカメラは一眼ではなくコンデジで使ってましたCAMEDIA C40ZOOMです。
メディアはスマメ!って呼ばれたスマートメディアでんなぁ、たしか容量は64MBで、今は見なくなりましたなぁ^^




ちょっと世間はというと小泉 純一郎総理大臣の時代でぇんなぁ!この後何人変わったんかな・・・!

2004年の流行
お笑いブーム
韓流ブーム
手品ブーム
新撰組
ギャル文字

2004年の世相
電話で身内を装い金銭を騙し取るオレオレ詐欺(振り込め詐欺)が多発、警察官や弁護士を名乗った複数人が登場するなど手口も巧妙化(劇団詐欺)。
4月7日のイラク日本人人質事件で自己責任論強まる。
政治家の年金未納が明らかになる中での年金法案強行採決は、国民の政治不信に。
イチローのメジャー大記録や、アテネオリンピックの日本人メダルラッシュは日本人の誇りに。
人気低迷中のプロ野球で再編問題が浮上。ライブドアと楽天の新規参入争いが注目される。ストライキで9月26日、27日の試合が中止になった。
NHKの「冬のソナタ」がきっかけで主婦層に韓流ブームが起きる。
プロ野球・メジャーリーグともにレギュラーシーズン2位チームがシリーズ優勝している。これまでにもレギュラーシーズン2位チームのシリーズ優勝はあったが、日米ともレギュラーシーズン2位チームが優勝したのは史上初。
営業開始から40年間、営業線上で脱線事故を起こしたことのなかった新幹線が、新潟中越地震により、初めて脱線事故を起こした。(上越新幹線脱線事故)
今年の漢字「災」・・・自然災害が多かったことからこの漢字になった。また、これは、災い転じて福となす。という意味もこめられている。





こうやってあらためと見るとなんとも言えん不思議な感じでっしゃろ、今も昔も変わらん感じでぇんなぁ^^


なんか懐かしい時代でぇんなぁ^^






時代はあと2ヶ月ちょっとで2010年をむかえまんなぁ
2009.10.23 Distagon T* 2/28 ZE

ドイツのカールツァイス(Carl Zeiss)は12日、キヤノンEFマウントに対応した交換レンズ「Distagon(ディスタゴン)T* 2/28 ZE」を今秋に発売すると発表した。価格は965.55ユーロ。

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Distagon T* 2/28 ZE

 海外および国内で発売済みのDistagon T* 2/28 ZF(ニコン用)、Distagon T* 2/28 ZK(ペンタックス用)をキヤノンEFマウント用とした製品。35mm判のイメージサークルに対応し、28mmという短焦点ながら開放F2の明るさを実現している。

 EFマウントの特性に合わせ、絞りリングを省略。さらにZFおよびZKと異なり、鏡胴先端を絞ったフォルムを採用している。

 最短撮影距離は0.24m。フィルター径は58mm。本体サイズは72.4×96mm(最大径×全長)。重量は580g。

株式会社ビックカメラは、ビックカメラ有楽町店において、マイクロソフトの最新OS「Windows 7」の発売カウントダウンイベントを10月22日8時30分より開催する。

 場所は有楽町店本館の1F店頭ピロティ。イベントにはマイクロソフト株式会社 代表取締役 社長の樋口泰行氏と、ビックカメラ 代表取締役社長の宮嶋宏幸が参加する予定。詳細は後日改めて案内するとしている。

 イベントは9時まで行なわれ、9時からはWindows 7の販売を開始する。販売開始から25日の22時まで発売記念イベントを行ない、新機能のデモや、グッズなどが当たる抽選会を行なう。

 なお、発売後のイベントはパソコン館池袋本店と、新宿西口店でも行なわれる。ただしこの2店はいずれも20時まで。
昨年に引き続き、今年も「¥3,000で写真売りましょ! 買いましょ! 展 The 2nd」が開催中だ。ここはその名の通り、プロ、アマ問わず、出展者がプリントを1点3,000円で販売している。

 前回は141名が参加し、一口10点ずつのプリントを出し、約400点が売れた。今年はさらに多い161名が名乗りを上げている。

「写真プリントを誰もが気軽に買って楽しむ文化を創りたい。これはその第一歩なんだ」と主催者の一人である写真家の横木安良夫さんは言う。出品された作品は、昨年に比べて「全体的に商品としてのクオリティが上がった」と運営を手がける写真家たちは口をそろえた。それが主催者側の贔屓目かどうか、自ら足を運んで確かめてみよう。そんな一人一人の好奇心が、日本のフォトアート・シーンを少しずつ変えていくのだ。

 会期は2009年10月6日~18日。開場時間は11時~19時。会場のギャラリーコスモスは東京都目黒区下目黒3-1-22 谷本ビル3F。問合せは03-3495-4218。

■ 写真をアート商品として流通させたい
 今回、展示開始数日目に、まとまった数のプリントを購入していった人がいたそうだ。そのどれもがきれいなイメージの写真を選んでいった。

「多分、インテリアショップか何かの経営者で、店内の装飾に使うんじゃないかと思うんだ」と、もう一人の主催者である五味さんは来場者観察と、その推論を披瀝する。

 それを受け、運営をサポートする写真家の一人である水谷充さんは、「今回、友人の建築家が来て、個人住宅の引渡しの時、施主にプレゼントするってプリントを買っていった」と話す。

「写真がそうしたアート商品として流通していなければ、そんな使われ方も生まれない。このプロジェクトは、その土台づくりを始めたところ。それが、どのような形になるかは市場が決めることだと思います」

■ 写真展とは根本的に異なる
 今回、ギャラリーの壁面には、ほぼ隙間なくプリントが並べられた。1点ずつをビニールに収め、タテ位置でフックにかけている。1人の割り当ては4カ所だから、何枚かプリントが重なった状態で展示は始められている。

 昨年はブック形式での設置だったため、「見やすくなった」と感じる人が多いようだ。すべてプリントをタテ位置で並べることは、当初、主催者側も検討を重ねた。

「実際に途中まで展示してから、ヨコ位置写真は右を下に向け設置しなおした。ShINC.のロゴが入ったシールをビニール表面に貼ることで、作品の展示ではなく、商品の陳列というイメージになっていると思う」と五味彬さんは説明する。

 実際、来場者は気になるプリントをただ眺めるだけでなく、手にとって見る。根本的に通常の写真展と違うのだ。

 展示スペースも目の高さから、床上までフルに使っている。下段のプリントは、しゃがまないと見にくいが、「今回の場合は、それがマイナスになっていない」と五味さんは言い切る。

「視覚心理学で人は視線を左から右に送り、次に上から下に流れ、下で止まる。だから電光掲示板は左に向けて文字が流れるし、ポスターなどへ細かい情報は下段に配置するのです。だから今回は、展示の流れを反時計回りにして、来場者の足を止めさせるようにしました」

 ギャラリーに滞在していた約2時間だけでも、通常の写真展に比べ、1人の滞留時間が長く、しゃがみこんでプリントに手を伸ばす姿も見られ、その狙いはうまく通じているようだ。


額装用の額や印画紙なども販売する 今年は使用ペーパーのバリエーションも豊富だ。「モチーフとの相性とか、プロとしても参考になった」(横木さん)そうだ。

■ 日本ならではのアート市場の形は?
 欧米は写真のアートマーケットが確立していると思われているが、その形は国によって違いがあるようだ。「写真がオークションなどで売買されるのはニューヨーク、ベルリン、オランダ、スイスぐらいじゃないかな」と五味さんは言う。

 今回も出展している写真家の大和田良さんは、スイス・ローザンヌのエリゼ美術館が主催する若手写真家展で見出され、ベルリンにあるルマスギャラリーと契約を結んだ。

「そこはたくさんの写真家の作品を扱い、ラムダプリントを1点約8万円で販売しているんだ。これはインテリアの一部として楽しむ人たちに向けた商品だよね。だからちょっとしたギフトにも、写真プリントが使われたりするんだ」

 五味さんの友人だったフランス人のアートディレクターは、自宅の壁に何十万もするプリントを無造作に掛けていたという。

「ヘルムート・ニュートンとかの作品に、西日が当たっている。彼は『楽しむために買ったんだから、構わない』って笑っていたよ」

 例えば日本では、部屋や庭を花で彩る人たちがいる。だから街の身近な場所に、生花店や園芸ショップが店舗を構えているのだ。

「ネット販売が登場し、商品カタログなど印刷物が激減したことで、広告カメラマンの需要は一気になくなった。これから写真家はアート分野に活路を見出すしかないんだよ」とも五味さんは指摘する。

 ちなみに本展の出品者のプロフィールなど、詳細な分析はしていないが、東京で活動するカメラマンや、地方の営業写真館、ブライダル関係で仕事をする人が多いという。

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「去年はまったく売れなくて、さすがにじわじわとへこんでいった」と水谷さん。今年は売れそうなものと、そうでないイメージを混ぜて出品したそうだ 去年はお店プリントで出品した人もいたとか。shinc_05_s.jpg
今年は参加者の中に、プリントを売る基準が明確になり、プリントのクオリティが格段に上がったという。モチーフや色などで、展示構成は分けた

■ 来場者投票で「ShINC. Prize」を決める
 今回、新たな試みとして『ShINC. Prize』を新設した。参加者161名の中から20名を選び、その出品作品を改めてこのギャラリーに展示する。期間中、来場者に投票をしてもらい、上位3名を表彰するのだ。

 その会期は11月17日~29日。入賞者の発表は最終日に行なう。

「かつて世界的なデザイナーである倉俣史朗さんに作ってもらったトロフィがあり、それに入賞者の名前を刻む。トロフィはギャラリーコスモスに置き、来年以降、そこに名前を増やしていければいいね」と五味さん。

 写真プリントをアート商品として売り買いする場であると同時に、新たな才能を見出せる場にもしたい。第2回にして、主催者側にそんな願望が生まれてきたのだ。

■ この先、どう発展していくのか?
 この試みについて、一部反対意見も根強い。「去年は批判的に言う人が多かった」と横木さんが口にすると、五味さんは「今年の方がもっと強い。写真の価格破壊をしているって、ギャラリー関係者からずいぶんと言われたよ」と話す。

 横木さんが1985年にニューヨークへ渡った時、著名写真家のプリントが5万円程度で多く売られていたという。アメリカではそれ以前から写真のアートマーケットは始まっており、長い黎明期があったと指摘する。

「僕たちが対象としている人たちは、ギャラリーのお客さんとはまた別だと思う。価値があるから買うんじゃなくて、この写真が好きだから買うという人を作って行きたい。その中には先々、アートマーケットで作品を買う人も出てくるだろうと思うよ。日本ならではの歴史を作りたいね」と横木さん。

 昨年、この展示のオープニングに集まった人の大半は、一度もプリントを買ったことのない人だった。去年、今年で、買ったことのある人が数百人ずつ、確実に増えているのだ。その先にあるものは……。進んでいかなければわからないのだ。


グリーンハウスは、ExpressCardスロット対応のCFアダプター「GH-EXCF-AD」を11月中旬に発売する。価格は4,980円。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4.3以降。

 ExpressCardに対応した機器で使用できるCFアダプター。Microdriveも使用できる。UDMA Mode 6に対応し、転送速度は最大70MB/秒を謳う。Power Enhanced CF Storage Card規格にも準拠。ExpressCard/54およびExpressCard/34スロットに対応する。

 本体サイズは約54.2×110.1×10.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約38g。
2009.10.19 ワコム

ワコムは13日、新ブランド「Wacom Feel IT Technologies」(ワコム・フィールイット・テクノロジーズ)の導入を発表した。新ブランドのもと、「ペンテクノロジーのリーディングカンパニーから、幅広いユーザーインターフェイスを提供する組織への移行を加速する」としている。

 同社のコンポーネント事業部で提供しているソリューションに導入するもので、ワコムでは「マルチタッチ機能やペン機能など複数のテクノロジを高度に統合したセンサーソリューション」と定義づけている。例えば、タッチパネルやペンセンサーに高性能コントローラや最先端デバイスドライバなどを統合し、PCやe-BookなどのIT機器に搭載することで、「自然で直感的な操作が可能になり、高い性能と使い心地の良さをユーザに提供する」としている。

 ワコムでは現在、「G5」というセンサーシステムを提供しており、今後も新ブランドの元にソリューションやセンサーシステムを開発・提供する考え。

 ワコムは10月3日、マルチタッチを含む「ペン&タッチ」技術を搭載した製品群を発売。ペンタブレット「Bamboo Art Master」、「Bamboo Fun」、「Bamboo Touch」の3パッケージで、いずれも価格はオープンプライス。
2009.10.18 PowerShot S90

 キヤノンは8日、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot S90」の発売日を10月16日に決定した。8月20日の発表時、10月中旬の発売を予定していた。店頭予想価格は5万円前後の見込み。併せて、オプションの専用ケース「PSC-2500」も発売する。店頭予想価格は4,800円前後の見込み。

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PowerShot S90 PSC-2500

 また、会員制サイト「キヤノンイメージゲートウェイ」限定の専用ケース「PSC-2600A」と「PSC-2600B」も同日に発売する。価格は5,250円で、用意数は各色1,000個。

 PowerShot S90は、1/1.7型有効1,000万画素CCD、F2~4.9の光学3.8倍ズームレンズ、3型液晶モニターなどを搭載するコンパクトデジタルカメラ。RAW撮影に対応し、同梱ソフト「Digital Photo Professional」(DPP)で現像およびピクチャースタイルの適用も可能。
2009.10.17 マミヤ645DF

マミヤ・デジタル・イメージング(マミヤDI)は、デジタルバック専用のAF中判カメラ「マミヤ645DF」を28日に発売する。また、交換レンズ「マミヤセコールAF 80mm F2.8 LS D」も11月に発売する。価格はボディ、レンズともオープンプライス。

 マミヤDIがフェーズワンと共同開発したAF対応の645判カメラ。フォトイメージングエキスポ2009(PIE2009)で参考出品していた。マミヤによると、フェーズワンが9月に発表した中判カメラ「Phase One 645DF」と同一の製品という。

 デジタルバックとの組み合わせに特化することで、これまでのフィルム対応機では難しかったパフォーマンスの向上を実現した。AFの精度とスピードを高めたほか、従来フィルム巻き上げに起因していたシャッタータイムラグを短縮した。加えて、レンズシャッターを内蔵しているマミヤセコールAF 80mm F2.8 LS Dと組み合わせることで、最高1/800秒でのストロボ同調が可能になった。ロケーションフォトでの日中シンクロ撮影などで威力を発揮するとしている。

 マミヤ645DFは、マミヤMシリーズデジタルバックを始め、マミヤZDバックなどが装着可能。レンズは、マミヤ645AFマウントの製品が使用できる。なお、645シリーズのレンズは、MF時のフォーカスエイドが使用可能となっている。

 ファインダーはプリズム使用によるアイレベル式。倍率は0.71倍。視野率は約94%アイピースシャッターも搭載する。ファインダースクリーンは交換式で、各デジタルフォーマット専用スクリーンを用意する。


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マミヤ645DF

 撮影モードは、プログラムAE、シャッター速度優先AE、絞り優先AE、マニュアル露出。測光は中央部重点平均測光、部分測光、可変比率測光から選択できる。

 電子制御メタルフォーカルプレーンシャッターを内蔵するほか、レンズシャッター内蔵レンズの使用が可能。シャッター速度は1/30~1/4,000秒およびバルブ。レンズシャッターの動作範囲は1~1/800秒。なお、フォーカルプレーンシャッター使用時の最高シンクロ速度は1/125秒。ストロボ調光は、メッツSCA3002システムに対応する。

 電源は単3電池×6本。アルカリ乾電池、リチウム電池、ニッケル水素充電池、ニッケルカドミウム充電池が利用可能。

 本体サイズは153×152×128mm(幅×奥行き×高さ)、バッテリーを含まない重量は1,030g。
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■ マミヤセコールAF 80mm F2.8 LS D

マミヤセコールAF 80mm F2.8 LS D
 セコールブランドだが、シュナイダークロイツナッハの品質基準をクリアして認証を受けたレンズ。マミヤは、レンズの設計開発でフェーズワンおよびシュナイダークロイツナッハとの協業を行なっている。

 35mm判換算の50mm相当になる標準レンズ。レンズシャッターを内蔵する。鏡胴には、AFとMFの切替えリングを搭載した。

 レンズ構成は5群6枚。画角は47度。最短撮影距離は70cm。撮影倍率は0.15倍。フィルター径は72mm。サイズは51.5×80.5mm。重量は450g。

テイクは、Manhattan LCD社製のポータブルモニター「8.9" HD Professional LCD Monitor HD089B」を発売した。価格は9万9,750円。

 動画記録機能を有するデジタル一眼レフカメラや業務用ビデオカメラなどに接続して、撮影した動画の確認などに使用できる8.9型ポータブルモニター。テイクでは、「EOS 5D Mark IIのムービー撮影に最適」としている。画面解像度は1,024×600ピクセル。ピクセルマッピング機能を備えるほか、HDCPに対応する。


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入力端子(左)と操作部(右) 使用例
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 入力端子はHDMI×1、コンポーネント(Y、Pb、Pr)×1、コンポジット×1、D-Sub15ピン×1。映像信号形式は1080p、1080i、720p、480p、480iに対応する。最大表示解像度は1,920×1,080。

 コントラスト比は500:1。輝度は300nt。電源はDC電源。本体サイズは約24.4×4.1×16.3cm(幅×奥行き×高さ)。重量は約0.8kg。リモコン、HDMIケーブル、コンポーネントケーブルを付属する。

 また、オプションとして、外付けバッテリー「Tekkeon myPower ALL Plus MP3450i」(2万9,925円)とサンフード(9,975円)を用意する。

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外付けバッテリー「Tekkeon myPower ALL Plus MP3450i」

ニコンは14日、手ブレ補正機構を内蔵したマクロレンズ「AF-S DX Micro NIKKOR 85mm F3.5 G ED VR」を発売すると発表した。価格は7万350円。発売日は未定。


AF-S DX Micro NIKKOR 85mm F3.5 G ED VR

 APS-Cサイズの撮像素子を採用する「ニコンDXフォーマット」専用の交換レンズ。等倍撮影に対応した中望遠系マクロレンズに、手ブレ補正機構「VR II」を搭載した。

 VR搭載のマクロレンズは「AF-S VR Micro Nikkor ED 105mm F2.8 G(IF)」に次ぐ2製品目。ニコンでは無限遠から約2.6m(撮影倍率1/30倍まで)における手ブレ補正効果について、シャッタースピード4段分としている。

 画角は35mm判換算で焦点距離127.5mm相当(1.5倍換算)。AF駆動用に超音波モーター「SWM」を採用し、AF後にMFに切り替え可能なM/Aモードも利用できる。

 レンズ構成は10群14枚。EDレンズ1枚を使用している。最短撮影距離は0.286倍。絞り羽根は円形9枚。

 フィルター径は52mm。本体サイズは約73×98.5mm(最大径×全長)、重量は約355g。レンズフード「HB-37」、ソフトケース「CL-1018」が付属する。





ニコンは、一眼レフカメラ用のボディキャップをリニューアルし、11月27日に発売する。従来の「BF-1A」から「BF-1B」へと切り替る。価格は420円。

 ニコンFマウント誕生50周年を記念してのリニューアルという。中央の「Nikon」ロゴに加えて、新ボディキャップには「F mount」の文字が入る。機能面で旧ボディキャップとの違いはないが、わずかに奥行きが増したことで「つかみやすくなった」とのことだ。

 ボディ付属のボディキャップについても、新製品の「D3S」(11月27日発売)への付属を皮切りに、順次切り替える。

ニコンは、ISO102400相当での撮影を実現したデジタル一眼レフカメラ「D3S」を11月27日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は60万円前後。



 プロ向けのデジタル一眼レフカメラ「D3」(2007年11月)の後継機種。高感度耐性をより高めた上で、イメージセンサークリーニング機構や動画機能などを新たに搭載。加えて操作系などをほかの現行モデルに合わせるなど、細かい改修を行なった。

 引き続き35mm判相当のイメージセンサーを搭載する「ニコンFXフォーマット」を踏襲。D3Sの発売によりFXフォーマットのラインナップは、「D3X」(2008年12月発売)、「D3S」、「D700」(2008年7月発売)の3製品となる。

■ ISO102400相当での撮影が可能
 撮像素子はFXフォーマット(36×23.9mm)のCMOSセンサーで、総画素数1,287万、有効画素数は1,210万。D3と同じスペックだが、ニコンでは新開発のセンサーとしている。引き続き12ビットに加え、14ビットでのAD変換にも対応。

 その主な強化点は高感度。D3でISO200~6400だった常用感度を、D3SではISO200~12800に高感度側を引き上げた。拡張感度はD3が最大ISO25600相当、D3SはISO102400相当。ニコンでは報道写真や動物写真の撮影フィールドを拡げるものとしている。






 またD3Sでは撮像範囲の種別に、焦点距離約1.2倍の「1.2x」モードを追加。そのため、撮像範囲は「FXフォーマット」、「1.2×」、「DXフォーマット」、「5:4」の4種類から選べるようになった。サイズLの記録画素数は、FXフォーマットが4,256×2,832ピクセル、1.2×が3,552×2,368ピクセル、DXフォーマットが2,784×1,848ピクセル、5:4が3,552×2,832ピクセル。

■ Dムービーには「高感度動画撮影モード」が
 ライブビューはD3と同じく、コントラストAFの「三脚モード」と位相差AFの「手持ち撮影モード」を選べる。また、新たに「フリッカー低減」が可能になった。ライブビュー時の表示のちらつきを抑えることが可能で、50Hzと60Hzを選択できる。

 動画記録機能の「Dムービー」は、D300S、D90、D5000などと同様、1,270×720ピクセル/24fps、640×424ピクセル/24fps、320×216ピクセル/24fpsでのMoiton JPEG記録が可能。連続記録時間は、1,280×720ピクセルが5分、そのほかの解像度で20分。

 ただしD3Sならではの「高感度動画撮影モード」に設定すると、感度範囲が通常のISO200~12800からISO6400~Hi3(ISO102400相当)になる。

 内蔵マイクはモノラル。外部マイク入力として、ステレオミニジャックも備えている。D300Sに引き続き、動画編集機能も備える。

■ FXフォーマット初のイメージセンサークリーニング
イメージセンサークリーニングは、ローパスフィルターを4種類の周波数で振動させ、撮像素子表面のゴミを落とす仕組みだ。DXフォーマットではすべての現行機種に搭載が行き渡っており、FXフォーマットでもファインダー倍率が少ないD700で搭載済み。今回、視野率100%のファインダーを搭載したFX フォーマット機として初めて搭載された。

 本体背面にLVボタンを搭載するなど、D700以来の操作系に近づいたのも特徴。撮影情報表示もD700などと同じ表示になり、撮影情報表示の状態でinfoボタンを押すことで、アクティブD-ライティングやカスタム設定切替など、特定の機能をメニューに入ること無く呼び出せる。

 そのほか、ほかのニコン現行モデルに近い改修を行なっている。静音モード、アクティブD-ライティングへの「オート」の追加など。アクティブD-ライティングは最大5コマのブラケットに対応する。また、本体前面右側の10ピンターミナルは、新たにGPSユニット「GP-1」の接続に対応した。


引き続きCFダブルスロットを装備 ステレオマイク端子も搭載

撮像素子ユニット 画像処理基板

シャッター機構部 マルチCAM3500FXオートフォーカスセンサーモジュール

測光センサー ペンタプリズム

外装はマグネシウム合金。防塵防滴のため各部にシーリングを施している

液晶モニター右下にLVボタンを装備 バッテリーと充電器はD3、D3Xと共通

付属のストラップには機種名「D3S」のロゴが入る シューカバー

 そのほかの主な機能はD3を継承。ファインダーは視野率約100%、倍率約0.7倍、アイポイント18mm。AFエリアフレーム付きのB型クリアマットスクリーンVIは、別売のE型方眼マットスクリーンVIと交換できる。AFは51点、うち15点がクロスセンサー。3D-トラッキングにも対応する。

 最高シャッター速度は1/8,000秒。連続撮影速度はDXフォーマット時が約11コマ/秒、DXフォーマット以外で約9コマ/秒で変わりはない。

 液晶モニターは3型92万ドット。本体側面にUDMA対応のCFスロットを2つ搭載する。バッテリーはEN-EL4aが付属。充電器はMH-22でD3から変わりはない。

 本体は防塵防滴仕様。本体サイズは約159.5×87.5×157mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1,240g(本体のみ)。
2009.10.13 実売1万9,800円
ジェネラルイメージングジャパンは、GE(ジェネラルエレクトリック)ブランドの防水コンパクトデジタルカメラ「G3WP」を10日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は1万9,800円前後の見込み。カラーはレッド、ブルー、ブラック。

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G3WP(レッド)

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G3WP(ブルー)

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G3WP(ブラック)

 水深3mまでの防水性能を持つコンパクトデジタルカメラ。3月のPMA09およびフォトイメージングエキスポ2009で展示していた。GE初の防水モデルとなる。

 従来モデルと同様、液晶モニターに表示されるターゲットマークにしたがってカメラを動かすことで、自動的に写真の撮影とスティッチングを行なう「パンショット・パノラマ」を搭載。使い勝手を向上させたという。パノラマ画像の画角は3枚で119度、2枚で84度。

 撮像素子は有効1,220万画素の1/2.3インチCCD。光学4倍ズームレンズを搭載し、焦点距離は38~152mm相当、開放F値は3.5~5.1。最短撮影距離は広角端で60cm、ワイド端で80cm。マクロモード時には広角端で6cmからの近接撮影が可能。電子式の手ブレ補正機構を備える。

 フォーカスモードはシングルAF、マルチAF(TTL9点)、コンティニュアスAFから選べる。液晶モニターは2.7型23万ドットで、自動輝度調整機能を持つ。また、カメラの応答速度を改善したという。


 7つのシーンをカメラが自動的に認識する「オートシーンモード」を搭載。顔検出、笑顔検出、まばたき検出、赤目自動補正などの機能も備える。最大720×480ピクセル、30fpsのMotion JPEG動画も撮影可能。

 記録メディアはSDHC/SDメモリーカード。18MBの内蔵メモリーも備える。CIPA準拠の撮影可能枚数は約180枚。

 本体サイズは95.8×20.5×62mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約125g(本体のみ)。
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トダモードは、仏パロット(Parrot)のデジタルフォトフレーム2機種を7月中旬に発売した。価格は「マルタン・セゲリ デジタルフォトフレーム」が5万9,850円、「アンドレ・プットマン デジタルフォトフレーム」が4万8,300円。

 それぞれ、世界的に著名なデザイナーというマルタン・セゲリ氏とアンドレ・プットマン氏のデザインによるデジタルフォトフレーム。

■ マルタン・セゲリ デジタルフォトフレーム
 IEEE 802.11 b/g準拠の無線LAN機能を搭載したモデル。液晶パネルは720×480ピクセルで、表示サイズは130×87mm。PCなどの無線LANの対応機器から画像を送信できるほか、PicasaウェブアルバムやFlickrなどのRSS機能を持つ写真共有サイトの画像を直接読み込むことも可能。無線LANはSES/WPSによる接続に対応。Bluetooth機能も搭載する。

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マルタン・セゲリ デジタルフォトフレーム 電源OFF時は鏡になる

 正方形のフレームデザインを採用した。デジタルフォトフレームとして使用していないときは、前面が鏡になる。

 JPEG画像が表示できるほか、3GPS形式の動画ファイルも再生可能。対応する記録メディアはSDメモリーカード、MMC、MMCplus。アダプターを使用することで、miniSDカード、microSDカード、RS-MMC、MMCmobile、MMCmicroの使用も可能。内蔵メモリーは200MB。

 サイズは203×23×203mm(幅×奥行き×高さ)、重量は500g。

■ アンドレ・プットマン デジタルフォトフレーム
 マルタン・セゲリモデルから無線LAN機能を省略したモデル。Bluetooth機能は搭載する。液晶パネルもマルタン・セゲリモデルと同様。

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アンドレ・プットマン デジタルフォトフレーム いずれも、ギフトにも適したパッケージを採用した

 JPEGに加えてGIF形式に対応しているが、動画は再生できない。

 219×25×174mm(幅×奥行き×高さ)、重量は695g。

サンワサプライの「ADR-DMCU2M」(2,415円)は、記録メディアの収納スペースを備えたUSBカードリーダーだ。「小型」であることを売りにしているメモリーカードリーダーは数多いが、ADR-DMCU2Mの場合は、小型であることに加え、記録メディアをカードリーダーに収納して持ち運べるという点を特徴としている。

 SDHC/SDメモリーカードのほか、microSDHC/SDメモリーカード、miniSDHC/SDメモリーカード、MMC Plus、RS-MMCが使用可能。アダプターを使用することでMMC microにも対応する。SDメモリーカード用スロットとmicroSDメモリーカード用スロットを備え、両スロット間で相互にファイルをやりとりできるのもポイント。

 収納スペースは、カードリーダー上面の蓋を横にスライドさせると出てくる。SDメモリーカードの形をした窪みになっており、SDメモリーカードを収納するとぴたりとはまる。microSDメモリーカード用の収納スペースもある。本体サイズは72×36×14.8mm(幅×奥行き×高さ)。


メモリーカードスロットはSDメモリーカード用とmicroSDメモリーカード用。両方のスロットから同時に転送可能だ メモリーカードの収納スペースはSDメモリーカードの形になっている
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SDメモリーカードを挿入したところ ノートPCに接続したところ
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大きさはマッチ箱を細長くしたくらい SDメモリーカード2枚とmicroSDメモリーカード1枚を収納可能

 蓋は上面端にある丸い穴を軸にして、回転しながら開くタイプ。開く方向は常に同じで、およそ180度回転する。蓋が完全に閉まったところで留まる仕組みにはなっていないので、蓋を開けるときは、指に少し力を入れて押し開ける感じになる。

 蓋を閉めた状態でかなり激しく振ってみたりもしたが、蓋がずれることはなかった。ただ、蓋の軸となる部分は内部にツメを引っ掛ける仕組みのようで、もし、使い込んでいくうちに軸が緩くなるということがあっても、ネジのように自分で締め直すことはできないようだ。

 カードリーダーということで、SDHCメモリーカードの転送速度を測ってみた。他社製リーダーとの転送速度の比較結果は下記の通り。比較対象はバッファローの「BSCRA38U2」。Turbo USBはON。メディアはサンディスクの「Extreme SDHC 16GB」を使用し、「HDBENCH Ver3.30」のDISK計測で計測した。


BSCRA38U2 ADR-DMCU2M(左)の方がBSCRA38U2(右)より一回り小さい
リーダーの転送速度(KB/秒)
ADR-DMCU2M BSCRA38U2
読み出し 19,616.8 21,913.4
書き込み 16,019.6 18,049.8

 速度的にはBSCRA38U2に一歩譲る結果となったが、上の画像の通り、省スペース性という点ではアドバンテージがある。BSCRA38U2が家やオフィスで使用するUSBカードリーダーだとするならば、ADR-DMCU2Mはその携帯性と収納性から、出先で使用するという利用シーンが考えられそうだ。

 たとえば、旅行や出張先で荷物を少しでも減らしたい場合や、メディアケースをなくしてしまった場合などに、臨時のケースとして利用するというところだろうか。特にmicroSDメモリーカードは紛失しやすいので、一時的にでもきちんとしまえる場所があるのは心強い。

 SDメモリーカードのような小型メディアは場所を取らないし、大容量の製品も定着してきているが、紛失のリスクも高い。USBカードリーダーの中に記録メディアを収納するというアイディアは、地味ではあるが実用的な工夫だと思う。CFやメモリースティックは使用できないが、普段使用するメディアが限られているならば、選択肢の一つに加えてみてはいかがだろうか
2009.10.10 16GB USBメモリ
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株式会社リンクスインターナショナルは、Corsair製の小型USBメモリ“Voyager Mini”「CMFUSBMINI-16GB」を11日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5,000円前後の見込み。

 本体サイズが20×36×9mm、重量が6gの小型/軽量USBメモリ。コネクタはスライド式でキャップレスとなっている。また、ラバー筐体により防水/耐衝撃仕様とした。

 対応OSはWindows 2000/XP/Vista、Mac OS 9以降、Linux Kernel 2.4.2以降。保証期間は10年。


 株式会社リンクスインターナショナルは、容量256GBのCorsair製高速SSD「Extreme CMFSSD-256D1」を8月29日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は99,000円前後の見込み。

 Indilinx製コントローラ「Barefoot」と64MBキャッシュを搭載した2.5インチSSD。メモリはSamsungのMLC型を採用。インターフェイスはSATA(3.0Gbps)。ファームウェアのアップデートに対応し、将来的にTrimコマンドにも対応できるとしている。

 転送速度は読み込み240MB/sec、書き込み170MB/sec。






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 株式会社リンクスインターナショナルは、米Corsair製の水冷CPUクーラー「CWCH50」を8月8日に発売する。価格はオープンプライス、店頭予想価格は9,980円前後の見込み。

 メンテナンスフリーを謳う、低価格な水冷CPUクーラー。低透過率カスタムプラスチックチューブを採用したことで、冷却液の蒸発が限りなくゼロに近くなっており、補充の必要がないという。なお、冷却液の補充はできない。

 ラジエータは12cm角ファンに取り付ける構造になっており、ケース搭載のファンや同梱の12cm角ファンにネジで固定するだけで簡単に設置できるとしている。なお、ラジエータは吸気ファンに設置する必要がある。ウォーターブロックベースは銅製、ラジエータはアルミ製。

 対応ソケットはLGA1366/LGA775、Socket AM3/AM2+/AM2。重量は700g。本体サイズは、ラジエーターが120×25×150mm(幅×奥行き×高さ)、ウォーターブロックが70×70×60mm(同)。ウォーターチューブの長さは約280mm。

2009.10.08 最新液晶
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LG Electronics Japanの「W2363V-WF」は、同社として初となるゲーマー向け液晶ディスプレイだ。映像信号に対する各種処理過程をスルーさせることで、映像入力から画面への表示までにかかるタイムラグ(いわゆる“遅延”)を最小限に抑えている。製品は発売中で、実売価格は30,000円前後。
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●本体デザイン

 LG Electronics Japanの液晶ディスプレイは、以前取り上げた「W2486L-PF」のように、本体デザインに曲線を多く取り入れる点が特徴となっている。W2363V-WFでも、本体背面やスタンド、側面から見た本体下部などに曲線のデザインが取り入れられてはいるものの、正面から見ると直線的なデザインというイメージだ。また、ベゼル部分のカラーはホワイトが基調で、光沢処理は施されておらず、ベゼル周囲や下部にブラックのアクセントが取り入れられている点以外は凝った装飾もなく、比較的落ち着いた印象だ。

 本体サイズは、555.5×205.9×419.2mm(幅×奥行き×高さ)。極端な狭額ベゼルではないものの、23型ワイド液晶を搭載する液晶ディスプレイとしてほぼ標準的なサイズだ。

 液晶画面は、下5度上、上15度の範囲でチルト角を調節できる。チルト角の調節にはそれほど強い力は必要なく、液晶画面がぐらつくこともない。ただ、スタンド部分には高さ調節やスイベル機構は盛り込まれていない。スタンドは楕円形で、底面のネジでアームに固定するという構造になっている。

 電源やOSD操作、表示モード、入力切り替えなどのボタンは、液晶画面右下に用意されている。これらボタンは全てタッチセンサー方式を採用。このタッチセンサーは反応が良く、軽快な操作が可能だった。また、これらタッチセンサーの下には、液晶最下部中央付近に用意されており、入力音声に対応して光る、レベルメーターのようなLEDイルミネーション「Tru-LIGHT」の動作モードを切り替える専用スイッチが用意されている。動作モードは、「ゲーム」、「ムービー」、「音楽」の3種類を用意し、動作をOFFに設定することも可能。こちらはタッチセンサーではなく、レバー型の物理的なスイッチを採用している。

●液晶パネル

 1,920×1,080ドット表示対応の、23型ワイド液晶を搭載。パネルの方式はTN方式を採用。応答速度は2ms、視野角は上下160度/左右170度。輝度は300cd/平方m。パネル表面は非光沢処理が施されている。

●接続端子

 映像入力端子は、ミニD-Sub15ピン×1系統、DVI-D(HDCP対応)×1系統、HDMI×2系統、コンポーネントビデオ×1系統の全5系統を用意。2系統のHDMI端子は左側面に、その他の端子は本体背面下部にそれぞれ配置されている。

 音声入力端子は、PC入力用としてステレオミニジャックが1系統(ミニD-Sub15ピンとDVI-D共用)と、コンポーネントビデオ入力用としてRCAピンジャック L/Rが1系統。HDMI端子からの音声入力も可能で、HDMIも含めれば全部で4系統の音声入力が可能となる。ただし、音声出力端子は、本体左側面下部のヘッドフォン出力端子のみで、ライン出力端子は用意されていない。PCゲームや家庭用ゲーム機のゲームでは、5.1chなどのマルチチャンネル音声に対応しているものが多く、PCやゲーム機に直接マルチチャンネルスピーカーを接続する場合が多いとはいえ、せっかく豊富に音声を入力できる仕様になっているのだから、やはりスピーカー接続用の音声出力端子も用意してもらいたかったと思う。

●OSD

 OSDの設定メニュー構成は、他のLG Electronics Japan製液晶ディスプレイのものとほぼ同じとなっている。画面右下のタッチセンサーボタンの「MENU」ボタンを押すことで表示されるメインのOSDメニューでは、液晶輝度やコントラスト、色合いなどの調節が行なえる。また、ゲームコントローラアイコンのボタンを押すと「G-MODE」という設定メニューが表示され、「THRU MODE」の設定や、拡大表示モード、自動輝度調節機能、3Dサウンド再生機能などの設定が行なえる。このうち、THRU MODEを「ON」に設定することで、映像信号への処理過程がカットされ、遅延を最小限に抑えた表示が可能となる。また、拡大表示モードでは、入力信号をドットバイドットで表示するモードと、アスペクト比を保ったまま拡大表示するモード、アスペクト比を無視し全画面に引き延ばして表示するモードが用意されている。ただし、THRU MODEをONに設定している場合には、この拡大表示モードは利用できなくなる。

 OSDの操作は、基本的にはタッチセンサーの「▲」「▼」ボタンで項目を変更し、「AUTO/SET」ボタンで内容の変更や決定となるが、メインメニュー内では、「AUTO/SET」ボタンで項目を変更し、「▲」「▼」ボタンで内容を決定するというように、ボタンの役割が入れ替わってしまう。メインメニュー内では、スライドバーによる輝度や色合いの調節を行なう項目が多いことによる措置と思われるが、やはり場面によって操作性が変わるのは扱いにくい。この点に関しては改善を期待したい。

●画質

 入力信号の表示遅延を最小限に抑える「THRU MODE」の効果は、かなり高い。実際に、PCや家庭用ゲーム機を接続するなどして、アクションゲームやレースゲームなど、遅延にシビアなゲームをいくつかプレイしてみたが、THRU MODEをOFFにした状態では、コントローラ操作と表示映像の間に若干のタイムラグが発生し、シビアなコントロールは厳しいという印象だった。それに対し、THRU MODEをONに設定すると、タイムラグを全く感じなくなり、非常に快適なプレイが可能となった。ゲームプレイ時に欠かせない機能と言っていいだろう。

 また、最小限の遅延に加えて、中間色で2msという高速な応答速度により、ゲームなどの高速描画の画像もブレや残像もかなり少なく抑えられている。全く感じないというわけではないものの、ゲームプレイ時に残像が気になってプレイに支障を来すことはほぼ無いと考えていい。加えて、液晶パネル表面が非光沢処理となっているため、照明などの外光の映り込みが全く気にならない点も、快適なゲームプレイという意味で大きな利点だ。

 全体的な表示品質自体は、TN方式の液晶パネルを採用する低価格ディスプレイとほぼ同等だ。視点をパネル前で上下に移動させると色合いの変化を感じる点はやや気になるが、色合いの鮮やかさや輝度の高さなどは十分優れている。もちろん、VA方式やIPS方式のパネルを採用する高画質ディスプレイと比較すると発色性能は劣るが、シビアな発色を必要とする用途でもない限り、特に問題になることはないはずだ。

 表示画質や機能面などは、同価格帯の液晶ディスプレイとほぼ同じレベルで、コストパフォーマンスは十分に優れている。その上で、THRU MODEが用意されていることにより、ゲームプレイへの対応は他の製品を圧倒。PCや家庭用ゲーム機を接続し、ゲームを快適にプレイしたいという人に、広くおすすめしたい製品だ。


 株式会社タカラトミーは、トランスフォーマー生誕25周年記念企画の第3弾として、PC周辺機器の「トランスフォーマー デヴァイスレーベル」を10月24日より順次発売する。

 トランスフォーマーは'84年に誕生した変形合体ロボットの玩具で、米国で玩具を発売し、アニメやコミックの展開が大ヒット。'85年には日本への逆輸入でアニメが放送され、玩具を発売。現在は世界130以上の国と地域で5億個以上の販売実績を持つ。

 今回のトランスフォーマー デヴァイスレーベルは、PC周辺機器に変形する製品で、USBメモリとマウスが発売となる。開発は東芝と共同で行なった。

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デヴァイスジャガー(左)とタイガトロン
(C) TOMY

 USBメモリは「デヴァイスジャガー」「タイガトロン」の2種類で、10月に24日に発売する。価格は各3,990円。フラッシュメモリ容量は2GB。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.0.2以降。

 平らなUSBメモリの形状から6段階のステップで、肉食ほ乳類をイメージしたデヴァイスジャガー、タイガトロンに変形できる。

 Windows XP/Vistaでは、PC接続時にそれぞれのキャラクターがデスクトップアクセサリとして現れ、デスクトップ上を動きながらアイコンを食べたり、吼える、ジャンプする、眠るなど11のアクションを行なう。食べられたアイコンは簡単な操作で元に戻せるとしている。PCからUSBメモリを外すと、デスクトップアクセサリはUSBメモリに変形し、その後消えるという。

本体サイズは28×65×10mm(幅×奥行き×高さ、USBメモリ形状)、重量は約17g。




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ダイナザウラー(左)とデヴァイスグリムロック
(C) TOMY

マウスは「デヴァイスグリムロック」「ダイナザウラー」の2種類で、11月28日に発売する。価格は各6,300円。対応OSはWindows XP/Vista/7。接続インターフェイスはUSB。

 マウスの形状から8段階のステップを経て、恐竜型のデヴァイスグリムロック、ダイナザウラーに変形する。センサーは分解能800dpiの光学式。ボタンは左右クリックとホイールを備える。

 本体サイズは64×116×35mm(同、マウス形状)、重量は約85g。ケーブル長は約1m。

2009.10.06 α550
ソニーは、手持ちでのHDR撮影が可能なデジタル一眼レフカメラ「α550」(DSLR-A550)を10月22日に発売する。価格はオープンプライス。

商品名 価格 店頭予想価格 発売日
α550(ボディのみ) オープンプライス 95,000円前後 10月22日
ズームレンズキット
DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM付属 100,000円前後
高倍率ズームレンズキット
DT 18-200mm F3.5-6.3付属 140,000円前後




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α550。装着レンズはキットレンズのDT 18-55mm F3.5-5.6 SAM
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上下可動式の液晶モニターは3型92.1万ドットになった

 ソニーが「はじめて一眼」シリーズと位置づける「α380」、「α330」、「α230」(いずれも6月に発売)に対し、上位に位置する「アクティブ撮影一眼」シリーズの第1弾。「写真表現に対する興味が強い」、「様々な機能を手軽に使いたい」という買替層をターゲットとしている。

 海外では8月27日に発表。今回、国内での正式な発売が決まった。ただし、海外で同時発表の「α850」、「α500」の国内発売は見送られた。現行機種ではα380の上位にあたる。

 撮像素子はAPS-Cサイズ相当(23.4×15.6mm)のCMOSセンサー「Exmor」。有効画素数は約1,420万。イメージセンサーシフトによる手ブレ補正機構やアンチダスト機構を備える。なお、手ブレ補正効果は約2.5~4段分(α380は約2.5~3.5段)に向上したという。引き続きαマウントを採用。

■ 拡大表示に対応、顔認識やスマイルシャッターも
 最大の特徴は、ソニー独自の「クイックAFライブビュー」を引き続き採用すると同時に、初めて「マニュアルフォーカスチェックライブビュー」を搭載したこと。

 ペンタ部内蔵のライブビュー専用イメージセンサーを使用するクイックAFライブビューに対し、マニュアルフォーカスチェックライブビューは撮像素子(CMOSセンサー)を使用。他社の一般的なライブビューの仕組みに近い仕組みで、クイックAFライブビューとマニュアルフォーカスチェックライブビューは、上面の専用ボタンで切り換えて使用する。

 マニュアルフォーカスチェックライブビュー時には、これまでクイックAFライブビューではできなかったライブビュー画面の拡大表示(中央のみはスマートテレコンバーター機能で可能だった)が可能。拡大率は7倍と14倍が選べる。

 また、クイックAFライブビューの視野率は90%だが、マニュアルフォーカスチェックライブビューに切り替えることで、100%の視野率が得られる。ライブビュー画面へのグリッドライン表示も可能だ。

 ただしマニュアルフォーカスチェックライブビュー時にAFは使用できず、マニュアルフォーカスのみとなる。また、十字ボタン中央の「AF」ボタンを押すと、マニュアルフォーカスチェックライブビューからクイックAFライブビューへと瞬時に切り替わり、位相差AFが働く。なおα550はミラーアップしての像面ライブビューが可能になったが、従来のソニー機同様、動画記録には対応していない。

 一方、従来のクイックAFライブビューには顔認識を追加。人物の顔を検出すると顔にフォーカスポイントが現れ、そのままシャッターボタンを半押しすると合焦、全押しで露光が始まる。また、検出した顔にフォーカスエリアを追随させ続ける機能も搭載。さらに顔に合わせてAE、オートホワイトバランス、Dレンジオプティマイザーが働くほか、笑顔を検出すると自動的にシャッターが切れる「スマイルシャッター」も備えた。

 ライブビューを映す液晶モニターは、α350時代から続く上下可動式。ただしα380などの2.7型23万ドットから、3型92.1万ドットの「エクストラファイン液晶」にスペックアップした。α380の2面AR(反射防止コート)に対し、3面ARコートとすることで、ライブビュー撮影中の視認性を向上したという。

■ 位置合わせ技術で「手持ちHDR撮影」も

内蔵ストロボを搭載。ガイドナンバーは12
 CMOSセンサー「Exmor」の高速駆動を活かした新機能が「オートHDR(High Dynamic Range)」。オーバーとアンダーの2コマを高速連写し、それらを重ね合わせることで、ダイナミックレンジを最大3EV拡大する。従来、HDRは三脚が必須だったが、オートHDRでは独自の位置補正技術で2コマの画像のずれを検知して重ね合わせを行なうため、手持ちでのHDR撮影に対応。処理速度も約2秒と比較的高速だ。

 従来のDレンジオプティマイザーも健在。オートHDRと違いダイナミックレンジは変わらないが、シャドウの階調を最適化する。また、ワンショットで撮影が完了するほか、連写にも対応するため動体撮影に向く。処理速度も向上したという。

 また、ドライブモードのひとつ「速度優先連続撮影」では、最高7コマ/秒での連写が可能。ただし光学ファインダー、ライブビューともに同じ速度で連写できる。ただしAFは1コマ目に固定。

 通常撮影時の連写速度は、光学ファインダーが約5コマ/秒、ライブビュー時が約4コマ/秒。最高シャッター速度は1/4,000秒。なお下位モデルのα380は、光学ファインダーが約2.5コマ/秒、ライブビュー時が約2コマ/秒だった。

 AF測距点は9点で、中央がクロスセンサー。配置やフォーカスポイントの表示はα380などと変わらない。α350からAF精度、AF速度とも約30%向上しているという。アイスタートAFも搭載。

 本体側面にSDメモリーカードとメモリースティックデュオとのダブルスロットを装備。α380などと同じく、手動の切り換えスイッチを備える。ブラビアリンク対応のHDMI端子も搭載。

 バッテリーはα350時代と同じNP-FM500Hを使用する。CIPA規格準拠での撮影可能コマ数は、ファインダー使用時約950コマ、ライブビュー撮影時が約480コマ。%単位での残量表示に対応する。

 グリップはα350・α300に近いデザイン。ダイヤルは前方にひとつ。本体サイズは約137×84×104mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約599g(本体のみ)。

 オプションとして縦位置グリップ「VG-B50AM」も用意。NP-FM500Hを2個搭載できる。価格は2万6,250円。
 LGエレクトロニクスは、USBホスト機能を備えたデジタルフォトフレーム3機種を10月下旬より順次発売する。


10.4型の「F1020N-PN」、8型の「F8012N-WN」(ホワイト)および「F8012N-BN」(ブラック)、7型の「F7010N-PN」。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格はF1020N-PNが2万円前後、F8012-WNおよびF8012N-BNが1万6,000円前後、F7010N-PNが1万4,000円前後の見込み。


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F1020N-PN

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F8012N-WN(ホワイト)

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F7010-PN


いずれも800×600ピクセルの液晶ディスプレイを搭載したデジタルフォトフレーム。スタンド部とフレーム部の融合をコンセプトにしたデザインで、F8012-WNおよびF8012N-BNは日本の住宅環境を意識し、手触りや塗装にこだわっているという。F7010N-PNおよびF1020N-PNにはタッチセンサーを搭載。いずれの機種もリモコンが付属する。

 縦置き横置きを自動判別し、画像を回転させる。USBホスト機能を備え、USBケーブルでPCと接続することで外部モニターとしても利用可能。また、電源を入れたときに選んだメッセージを写真や音楽と共に表示する「ギフトメッセージ機能」を搭載する。メッセージは41種類から選択できる。

 JPEG、BMP以外にもMotion JPEG、MPEG4の再生に対応。モノラルスピーカーを搭載し、MP3音声を再生することもできる。時計やカレンダーの表示も行なえる。

 内蔵メモリーは2GB。対応メディアはSDメモリーカード、MMC、メモリースティック/Pro、xDピクチャーカード。USBメモリーに対応する端子と、PC接続用にMini BタイプのUSB端子を備える。

 本体サイズは、F1020N-PNが271.5×74.92×213.5mm(幅×奥行き×高さ、以下同)、F8012-WNおよびF8012N-BNが200×82.5×151.5mm、F7010-PNが195.6×117.5×150.8mm。

2009.10.04 日本写真学会
日本写真学会は、秋季研究報告と特別講演会を11月6日に開催する。

 画像科学と技術に関連した研究報告(ポスターによるインタラクティブセッション)と、カメラメーカーやプロカメラマンを講師に迎えた特別講演会を開催する。参加申し込みはWebサイトなどから行なう。

 開催概要は次の通り。


日時:11月6日10時~19時
会場:キャンパスプラザ京都(JR京都駅ビル駐車場西側)
住所:京都市下京区西洞院通塩小路下る
参加費:2,000円(日本写真学会員)、3,000円(非会員)、学生無料
懇親会費:2,000円(学生1,000円)
定員:80名
 特別講演の講演内容と登壇者は次の通り。

「デジタルカメラならではの撮影テクニック」馬場信幸氏(プロカメラマン)
「Lumix DMC-GH1 ~動画へのいざない~(仮)」井上義之氏(パナソニック)
「デジタルカメラ技術の最新動向(仮)」講師未定
「ニコン・スペースカメラ」後藤哲朗氏(ニコン)
2009.10.03 PHOTO NEXT2010

 プロメディア、写真感光材料工業会、日本カラーラボ協会、日本写真映像用品工業会は30日、営業写真館やブライダル業界向けのイベント「PHOTO NEXT2010」を2010年6月29日と同30日に東京ビッグサイトで開催すると発表した。

 PHOTO NEXT2010は、2004年から2009年まで「スタジオ写真フェア」として開催していたイベントをリニューアルするもの。新たにテーマを「PHOTO」とし、撮影、流通、出力といったビジネスをターゲットに実施する。主催団体は上記の4団体で、スタジオ写真フェアを主催していたプロメディアが主催およびオーガナイザーを担う。また、日本営業写真機材協会が特別協賛する。

 11月下旬に出展者説明会を行ない、出展の募集を開始する。その後2010年2月下旬に出展申込みの締切りを行ない、同4月中旬に小間割を決定し開催の内容を発表する。

 出展料や入場料は未定だが、前回のスタジオ写真フェアをほぼ踏襲した体系になるという。出展社数は過去最高となった前回から25社増の120社、コマ数は同101小間増の300小間を見込む。また、目標来場者数は2万4,000人に設定。前回は1万9,888人だった。

 なお、カメラ映像機器工業会(CIPA)、日本写真映像用品工業会、写真感光材料工業会、日本カラーラボ協会の4団体で共催していたフォトイメージングエキスポ(PIE)からは前回のPIE2009をもってCIPAが離脱し、CIPA主催の「CP+」として開催することが決まっている。残り3団体はCIPAの離脱後、イベントの開催について協議を続けていた。ただし3団体のうち、日本写真映像用品工業会はCP+に協賛というかたちで参加が決まっている。

 30日に都内で開催された概要発表会で、各主催団体の代表が挨拶した。

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各主催者の代表。左から日本営業写真機材協会の岡芳男会長、日本写真映像用品工業会の中谷幸一郎会長、プロメディア代表取締役の北島茂社長、日本カラーラボ協会の杉原和朗会長、写真感光材料工業会の境裕之会長代行 PHOTO NEXT2010のキーワード

■ 「写真業界にいて夢が語れるフェアにしたい」
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スタジオ写真フェアにおける出展社数の推移
 プロメディア代表取締役社長の北島茂氏は、「写真の歴史は200年足らず。日常を簡単に撮れるようになってから50年程度しか経っておらず、文学、美術、音楽などに比べれば、まだ揺籃期を過ぎた程の歴史しかない。写真はまだ始まったばかり」とし、写真という分野のこれからの時代に焦点を当てたフェアを開催すると意気込みを見せた

 テーマである“PHOTO”については、「写真」や「イメージング」といった概念のすべてを込めたものという。デジタルカメラや携帯電話で撮る映像も“イメージング”ではなく、あくまで“PHOTO”として位置づけている。

 ターゲットは、従来通り「プロフェッショナル&フォトビジネス」とした。プロフェッショナルは、スタジオ記念写真、ウエディングフォト、広告写真、報道写真、観光写真、証明写真、イベント写真など撮影ビジネスを指す。一方のフォトビジネスは、機材の流通販売、現像プリント業、写真店、DPEショップ、フォトブックなどを始め、医療写真、屋外広告、プリントシール機といった写真のビジネスマーケットを指している。スチルとムービーを使用した新しいソリューションもフォトビジネスに含む。

 イベントのコンセプトは“NEXT”としており、銀塩からデジタルというだけでなくさらにマーケットの拡大を見越して次の時代を見据えた展示を行なうという。詳細は検討中としているが、会期中に行なうシンポジウムやセミナーなどもNEXTを意識したものになるとのこと。

 北島氏は、「個人の店が基本の写真館や個人の力量で撮影していた写真家がある一方で、スタジオアリスやアマナといった企業スタイルでビジネスを行なうところが増えてきた。さらに、ネットワークやデジタルテクノロジーを通じての新ビジネスもどんどん増えている。そうしたものを提案していきたい」と抱負を述べた。

 今後、日本写真家協会(JPS)や日本広告写真家協会(JPA)などにも呼びかけを行なう。出展社および入場者数増への取り組みについては、「各メディアで採り上げていただけるよう、ユニークな中身を考えている」(北島氏)とした。

■ 「PHOTO NEXT2010で逆境をチャンスに」
 続いて、写真感光材料工業会の境裕之会長代行(富士フイルム執行役員イメージング事業部長)が主催業界団体を代表して挨拶した。

 境氏は、「写真業界全体が大変革のまっただ中にあり、ビジネスの変化への対応を求められている。しかし、この逆境はビジネスチャンスと捉えている。新しいフェアを立ち上げるのは時期を得たもの」と述べた。同氏は、これまでのスタジオ写真フェアがユニークな展示会として業界では定着していることを挙げ、「主催の3業界団体がカバーする広い領域によりフェアが発展し、真のビジネストレードショーが実現できる。業界が元気になるようにとの気持ちで大きく育てていきたい」と語った。

 また、日本営業写真機材協会の岡芳男会長(光陽モネカ代表取締役社長)は、「気持ちを新たにしてイベントに協力していく」との姿勢を示した。「写真業界はなかなか元気にならない。どうしたら元気になるかを考えたときに、こうしたイベントが身近にあるというのは大変結構なこと。業界の方には今までやっていなかったことにもチャレンジして欲しいという気持ちでいる」と述べた。

ASUSTeK Computerは、8.9型ネットブック「Disney netbook」(ディズニー・ネットブック)の発売日を10月10日に決定した。価格は44,800円。

 ウォルト・ディズニー・カンパニー株式会社コンシューマプロダクツ部門との商品ライセンス基づいたネットブック。発表当初は9月下旬とされていた。

 本体デザインは、プリンセスやガラスの靴、お城などをモチーフとした「プリンセスピンク」と、ミッキーマウスのシルエットを用いた「マジックブルー」の2つ。さらに、ディズニーをテーマにしたデスクトップモードや、カーズやトイ・ストーリーなどから選べるテーマ、ディズニーインターフェイスのWebブラウザ、メールソフトなどを搭載する。


 主な仕様は、Atom N270(1.60GHz)、メモリ1GB、HDD 160GB、Intel 945GSE Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、1,024×600ドット表示対応8.9型ワイド液晶、OSにWindows XP Home Editionを搭載する。

 バッテリはリチウムポリマー(内蔵式、着脱不可)で、駆動時間は約5.5時間。本体サイズは248×173×24~28.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.1kg。

 発売を記念して、、10月17日~18日に渋谷パルコ スペイン坂イベントスペースにて、「Disney netbookデビュー記念イベント@渋谷」を開催。同製品の体験コーナーやスタンプラリーなどを実施する。

2009.10.01 SILKYPIX
市川ソフトラボラトリーは24日、汎用RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio」シリーズの製品版および試用版を更新した。

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SILKYPIX Developer Studio Pro

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SILKYPIX Developer Studio 4.0

 更新内容は共通。いずれも9月18日のEarly Preview版に続き、パナソニックのレンズ交換式デジタルカメラ「LUMIX DMC-GF1」のRAW現像に対応する。

 各ソフトのバージョン番号は次の通り。

SILKYPIX Developer Studio Pro(Windows用) : Ver.4.1.23
SILKYPIX Developer Studio 4.0(Windows用) : Ver.4.0.23
 LUMIX DMC-GF1は、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠したレンズ交換式デジタルカメラ。4/3型の有効約1,210万画素のLive MOSセンサーや、3型液晶モニターを搭載する。発売は9月18日。店頭予想価格は本体のみで6万9,800円前後。

一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2009年8月のデジタルカメラ、交換レンズ、フォトプリンターの生産出荷統計を発表した。

 デジタルカメラ全体の生産実績は、907万8,994台(前年同月比92.9%、以下同)、金額ベースで1,169億238万9,000円(80.0%)。

 このうち国内出荷は92万6,385台(105.4%)、201億4,078万5,000円(96.9%)。レンズ一体型は84万6,032台(107.5%)、157億362万2,000円(99.7%)。レンズ交換式一眼レフタイプが8万353台(87.0%)、44億3,716万3,000円(88.1%)。デジタルカメラの国内出荷台数が前年同月を上回るのは2009年2月以来6カ月ぶり。

 海外出荷は876万1,842台(98.7%)、1,293億7,565万8,000円(81.3%)。

 一眼レフ用交換レンズの生産実績は132万8,155本(96.2%)、163億3,558万5,000円(80.1%)。国内出荷は35mm用レンズが1万8,836本(70.4%)、7億4,482万3,000円(63.2%)。デジタル専用レンズは11万6,446本(87.0%)、19億8,821万3,000円(85.4%)。

 民生用A4未満フォトプリンターの国内出荷は1万6,740台(44.1%)、1億1,201万円(33.2%)。