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2009.11.11
三菱、超解像技術
三菱電機株式会社は、超解像技術を搭載した24.1型ワイド液晶ディスプレイ「MDT243WGII」を10月28日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は99,800円前後の見込み。
MDT243WGの後継機。画像処理LSI「ギガクリア・エンジン」を搭載し、新たに、ぼやけた映像を鮮明にする超解像技術を搭載。従来のシャープネス回路では実現できなかったフォーカス感や、木の葉や壁、顔の精細感を鮮明にするという。超解像技術は0%(OFF)~100%の10段階から選択できる。また、小画面機能(PinP)の小画面のみへの適用も可能で、親画面のPCはこれまで通りに表示しながら、小画面で動画などの解像感を高められる。ギガクリア・エンジンは、超解像技術に加えて、コントラスト補正やノイズ低減などにも対応し、総合的に画質向上できるという。
そのほかの機能は従来機種を継承し、バックライトスキャニング/黒挿入で動画の残像を低減する「MP ENGINE II」などを搭載。インターフェイスも変わらず、DVI-D(HDCP)、ミニD-Sub15ピン、HDMI×2、D5端子、Sビデオ/コンポジットの各入力、5W+5Wのステレオスピーカーと、S/PDIF出力(HDMIステレオ音声)、ヘッドフォン出力などを備える。専用リモコンが付属する。
パネルはノングレアのVA方式。主な仕様は、解像度1,920×1,200ドット(WUXGA)、表示色数約1,677万色(RGB各色10bit中)、応答速度10ms(中間色6ms)、コントラスト比1,000:1(CRO動作時2,000:1)、輝度500cd/平方m、視野角が上下/左右ともに178度。
本体色はキャストメタルブラック。本体サイズは558.5×270×406.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約11.2kg。
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