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2009.08.01
ニコン新機種
ニコンは、デジタル一眼レフカメラ「D300S」を8月28日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は22万円前後の見込み。

レンズキットも用意する。「AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-5.6 G ED VR」が付属するレンズキットが30万円前後、「AF-S DX Zoom-Nikkor 18-200mm F3.5-5.6 G ED VR II」が付属するレンズキットが31万円前後の見込み。
2007年11月に発売した「D300」の上位機種。D300に替わり、APS-Cサイズの撮像素子を搭載するニコンDXフォーマット採用機種のフラッグシップと位置付ける。
■ 高画質化したDムービーを搭載
基本性能は多くの部分をD300から継承。撮像素子は有効1,230万画素のCMOSセンサー。光学ファインダーは視野率約100%、倍率約0.94倍。最高シャッター速度は1/8,000秒。感度はISO200~3200(拡張設定時100~6400)。測距点は51点(中央15点はクロスセンサー)。液晶モニターは約92万ドットの3型。ダスト対策機構「イメージセンサークリーニング」なども引き続き有する。
D300からの主な変更点は、動画撮影機能「Dムービー」の搭載、連写速度の高速化、メモリーカードスロットのダブルスロット化、infoボタンとライブビューボタンの追加。また、AFの合焦時間短縮や暗所でのAF精度向上も施し、ライブビュー中に電子水準器を表示可能になった。
Dムービーは、1,280×720ピクセル、640×424ピクセル、320×216ピクセルの動画をAVI(Motion JPEG)形式で撮影可能。フレームレートはいずれも24fps。D90に搭載しているものと比べてモアレ、ジャギー、偽色を低減しているという。加えて、動画の始点と終点を設定できる簡易編集機能や、ステレオマイク対応の外部マイク端子も新たに搭載した。
■ 連写速度が最高7コマ/秒に向上
最高連写速度はD300の6コマ/秒から7コマ/秒に高速化(いずれもリチウムイオン充電池「EN-EL3e」使用時)。バッテリーグリップ「MB-D10」使用時(EN-EL4a装着時)は8コマ/秒から変更はない。
記録メディアはCFとSDHC/SDメモリーカードに対応するが、マイクロドライブやマルチメディアカードは非対応。メモリーカードスロットはCFとSDメモリーカードのダブルスロットとなった。
さらに、モーターの回転数を落としてミラーダウンの動作音を抑えた「静音撮影モード」を追加した。レリーズモードダイヤル上での表示は「Q」。
infoボタンの挙動はD700とほぼ同様。押下すると撮影情報を表示し、再度押下することで設定メニューの一部を呼び出せる。
このほか、アクティブD-ライティングの設定項目に「オート」と「より強め」を追加した。ユーザーからの「効果をわかりやすくしてほしい」との声に応えての実装という。
内蔵ストロボはGN12(ISO100・m)。照射角は16mmに拡大。D300では18mmだった。AE用の1005分割RGBセンサーによるTTL調光に対応するほか、シーン認識機能により人物の顔を中心とした拡大・縮小が可能となった。
本体サイズは約147×74×114mm。本体のみの重量は約840g。
ニコンは、デジタル一眼レフカメラ「D3000」を8月28日に発売する。価格はオープンプライス。

店頭予想価格は、ボディのみが5万5,000円前後、「AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G ED VR」が付属する「D3000レンズキット」が7万円前後、D3000レンズキットに「AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6 G(IF)」を加えた「D3000ダブルズームキット」が10万円前後の見込み。
ニコン製デジタル一眼レフカメラのエントリークラスを担うモデル。初心者でも簡単にきれいな写真を撮れるよう、機能や操作性に配慮したという。液晶モニターに表示される説明文に従って操作すると、撮影設定が被写体や場面に合わせた設定になる「ガイドモード」を搭載する。
■ 3型液晶モニターを装備
撮像素子はAPS-Cサイズ(23.6×15.8mm)の有効1,020万画素CCD。同社のエントリークラスで初めて約23万ドットの3型液晶モニターを有する。本体サイズは、同社の現行エントリーモデル「D60」や「D40」とほぼ同等の約126×64×97mm(幅×奥行き×高さ)。液晶モニターの大型化に伴い、高さが約3mm増加している。5月発売の「D5000」と異なり、液晶モニターは固定式。重量は約485g(本体のみ)。
D5000をはじめとしたニコンの現行エントリーモデルと同様、ボディ内AFモーターとAFカップリングを省略。レンズ内にモーターを持つAF-SもしくはAF-IレンズでのみAFが可能となっている。
ファインダーは「D60」や「D40」と同じく視野率95%、倍率は0.8倍のペンタミラー式。最高連写速度は約3コマ/秒。最高シャッター速度は1/4,000秒。感度はISO100~1600。拡張設定でISO3200まで増感できる。測距点は11点。画像処理システム「EXPEED」のアルゴリズムはD3000に最適化したという。なお、ライブビューは非搭載。
■ ウィザード形式で設定を行なう「ガイドモード」
新機能の「ガイドモード」は、モードダイヤルを「GUIDE」に合わせると使用できる。「撮る」、「見る・消す」、「設定する」の3種類から目的に合わせて選択することから始まり、「撮る」のカテゴリーではさらに「場面に合わせて撮る」と「テクニックを使って撮る」を用意。人の動きをとらえたい場合や、背景をぼかして撮りたい場合など、液晶モニターに表示される情報を選択していくだけで、目的に応じたカメラ設定にすることができる。撮りたい写真を撮るために必要な設定や、細かい操作がわからないユーザー向けの機能となっている。
ニコンは、交換レンズ「AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8 G ED VR II」を11月に発売する。価格は31万5,000円。

35mm判と同等の面積を有するFXフォーマット対応の大口径望遠ズームレンズ。既存の「AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8 G(IF)」の後継モデルにあたり、段差をなめらかにつないだ外観に一新、全長を約6mm短縮している。
手ブレ補正機構は、補正効果約3段分の「VR」から、約4段分の「VR II」に進化。また、レンズ構成を15群21枚から16群21枚に変更している。EDレンズは5枚から7枚に増え、新たにナノクリスタルコートを採用した。
引き続き9枚羽根の円形絞りを採用する。最短撮影距離はズーム全域で1.4m。従来製品のMF時と同等となる。
フィルター径は77mm。本体サイズは約87×209mm(最大径×全長)。重量は従来より約70g増の約1,540g。なお、グレーカラー鏡胴の設定はない。
ニコンが5月1日に発売した。「D5000」は、D90とD60の間を埋める新しいエントリーモデル。

D60、D40X、D40に比べると、本体は幾分大きめ。どちらかというとD90に近い大きさだが、持ち上げるとその軽さに驚く。D90のペンタプリズムに対するペンタミラーの差が効いているのだろう。
特徴的なバリアングル液晶モニターは、下に開いてから回転するタイプ。オリンパスやパナソニックのフリーアングル液晶モニターとは開く方向が異なるほか、ロック機構も設けられている。モニター上部のツメを押し込まないとロックが外れない仕組みだ。操作はスムーズで、縦位置時の回転にも対応する。
ただし、雲台によっては開いた液晶モニターが干渉するため、全開させるには、ボディの取り付け位置を手前側にずらしたり、液晶モニターを開いてから雲台に取付けるなどの工夫がいるかもしれない。もっとも、三脚利用時に全開させるケースはあまり思い浮かばない。実用上、問題はないだろう。
ライブビューおよび動画機能はD90と同様。低照度下でのコントラストAFは、D90よりわずかに速度アップした印象。また、カスタム設定が大幅に強化されており、エントリークラスらしかぬ詳細な設定が可能になっている。ニコンエントリークラスの概念を引き上げる新モデルだ。
個人的にはAF-S NIKKOR 70-200mm F2.8 G ED VR IIを購入しようと思う^^

レンズキットも用意する。「AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-5.6 G ED VR」が付属するレンズキットが30万円前後、「AF-S DX Zoom-Nikkor 18-200mm F3.5-5.6 G ED VR II」が付属するレンズキットが31万円前後の見込み。
2007年11月に発売した「D300」の上位機種。D300に替わり、APS-Cサイズの撮像素子を搭載するニコンDXフォーマット採用機種のフラッグシップと位置付ける。
■ 高画質化したDムービーを搭載
基本性能は多くの部分をD300から継承。撮像素子は有効1,230万画素のCMOSセンサー。光学ファインダーは視野率約100%、倍率約0.94倍。最高シャッター速度は1/8,000秒。感度はISO200~3200(拡張設定時100~6400)。測距点は51点(中央15点はクロスセンサー)。液晶モニターは約92万ドットの3型。ダスト対策機構「イメージセンサークリーニング」なども引き続き有する。
D300からの主な変更点は、動画撮影機能「Dムービー」の搭載、連写速度の高速化、メモリーカードスロットのダブルスロット化、infoボタンとライブビューボタンの追加。また、AFの合焦時間短縮や暗所でのAF精度向上も施し、ライブビュー中に電子水準器を表示可能になった。
Dムービーは、1,280×720ピクセル、640×424ピクセル、320×216ピクセルの動画をAVI(Motion JPEG)形式で撮影可能。フレームレートはいずれも24fps。D90に搭載しているものと比べてモアレ、ジャギー、偽色を低減しているという。加えて、動画の始点と終点を設定できる簡易編集機能や、ステレオマイク対応の外部マイク端子も新たに搭載した。
■ 連写速度が最高7コマ/秒に向上
最高連写速度はD300の6コマ/秒から7コマ/秒に高速化(いずれもリチウムイオン充電池「EN-EL3e」使用時)。バッテリーグリップ「MB-D10」使用時(EN-EL4a装着時)は8コマ/秒から変更はない。
記録メディアはCFとSDHC/SDメモリーカードに対応するが、マイクロドライブやマルチメディアカードは非対応。メモリーカードスロットはCFとSDメモリーカードのダブルスロットとなった。
さらに、モーターの回転数を落としてミラーダウンの動作音を抑えた「静音撮影モード」を追加した。レリーズモードダイヤル上での表示は「Q」。
infoボタンの挙動はD700とほぼ同様。押下すると撮影情報を表示し、再度押下することで設定メニューの一部を呼び出せる。
このほか、アクティブD-ライティングの設定項目に「オート」と「より強め」を追加した。ユーザーからの「効果をわかりやすくしてほしい」との声に応えての実装という。
内蔵ストロボはGN12(ISO100・m)。照射角は16mmに拡大。D300では18mmだった。AE用の1005分割RGBセンサーによるTTL調光に対応するほか、シーン認識機能により人物の顔を中心とした拡大・縮小が可能となった。
本体サイズは約147×74×114mm。本体のみの重量は約840g。
ニコンは、デジタル一眼レフカメラ「D3000」を8月28日に発売する。価格はオープンプライス。

店頭予想価格は、ボディのみが5万5,000円前後、「AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6 G ED VR」が付属する「D3000レンズキット」が7万円前後、D3000レンズキットに「AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 55-200mm F4-5.6 G(IF)」を加えた「D3000ダブルズームキット」が10万円前後の見込み。
ニコン製デジタル一眼レフカメラのエントリークラスを担うモデル。初心者でも簡単にきれいな写真を撮れるよう、機能や操作性に配慮したという。液晶モニターに表示される説明文に従って操作すると、撮影設定が被写体や場面に合わせた設定になる「ガイドモード」を搭載する。
■ 3型液晶モニターを装備
撮像素子はAPS-Cサイズ(23.6×15.8mm)の有効1,020万画素CCD。同社のエントリークラスで初めて約23万ドットの3型液晶モニターを有する。本体サイズは、同社の現行エントリーモデル「D60」や「D40」とほぼ同等の約126×64×97mm(幅×奥行き×高さ)。液晶モニターの大型化に伴い、高さが約3mm増加している。5月発売の「D5000」と異なり、液晶モニターは固定式。重量は約485g(本体のみ)。
D5000をはじめとしたニコンの現行エントリーモデルと同様、ボディ内AFモーターとAFカップリングを省略。レンズ内にモーターを持つAF-SもしくはAF-IレンズでのみAFが可能となっている。
ファインダーは「D60」や「D40」と同じく視野率95%、倍率は0.8倍のペンタミラー式。最高連写速度は約3コマ/秒。最高シャッター速度は1/4,000秒。感度はISO100~1600。拡張設定でISO3200まで増感できる。測距点は11点。画像処理システム「EXPEED」のアルゴリズムはD3000に最適化したという。なお、ライブビューは非搭載。
■ ウィザード形式で設定を行なう「ガイドモード」
新機能の「ガイドモード」は、モードダイヤルを「GUIDE」に合わせると使用できる。「撮る」、「見る・消す」、「設定する」の3種類から目的に合わせて選択することから始まり、「撮る」のカテゴリーではさらに「場面に合わせて撮る」と「テクニックを使って撮る」を用意。人の動きをとらえたい場合や、背景をぼかして撮りたい場合など、液晶モニターに表示される情報を選択していくだけで、目的に応じたカメラ設定にすることができる。撮りたい写真を撮るために必要な設定や、細かい操作がわからないユーザー向けの機能となっている。
ニコンは、交換レンズ「AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8 G ED VR II」を11月に発売する。価格は31万5,000円。

35mm判と同等の面積を有するFXフォーマット対応の大口径望遠ズームレンズ。既存の「AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8 G(IF)」の後継モデルにあたり、段差をなめらかにつないだ外観に一新、全長を約6mm短縮している。
手ブレ補正機構は、補正効果約3段分の「VR」から、約4段分の「VR II」に進化。また、レンズ構成を15群21枚から16群21枚に変更している。EDレンズは5枚から7枚に増え、新たにナノクリスタルコートを採用した。
引き続き9枚羽根の円形絞りを採用する。最短撮影距離はズーム全域で1.4m。従来製品のMF時と同等となる。
フィルター径は77mm。本体サイズは約87×209mm(最大径×全長)。重量は従来より約70g増の約1,540g。なお、グレーカラー鏡胴の設定はない。
ニコンが5月1日に発売した。「D5000」は、D90とD60の間を埋める新しいエントリーモデル。

D60、D40X、D40に比べると、本体は幾分大きめ。どちらかというとD90に近い大きさだが、持ち上げるとその軽さに驚く。D90のペンタプリズムに対するペンタミラーの差が効いているのだろう。
特徴的なバリアングル液晶モニターは、下に開いてから回転するタイプ。オリンパスやパナソニックのフリーアングル液晶モニターとは開く方向が異なるほか、ロック機構も設けられている。モニター上部のツメを押し込まないとロックが外れない仕組みだ。操作はスムーズで、縦位置時の回転にも対応する。
ただし、雲台によっては開いた液晶モニターが干渉するため、全開させるには、ボディの取り付け位置を手前側にずらしたり、液晶モニターを開いてから雲台に取付けるなどの工夫がいるかもしれない。もっとも、三脚利用時に全開させるケースはあまり思い浮かばない。実用上、問題はないだろう。
ライブビューおよび動画機能はD90と同様。低照度下でのコントラストAFは、D90よりわずかに速度アップした印象。また、カスタム設定が大幅に強化されており、エントリークラスらしかぬ詳細な設定が可能になっている。ニコンエントリークラスの概念を引き上げる新モデルだ。
個人的にはAF-S NIKKOR 70-200mm F2.8 G ED VR IIを購入しようと思う^^
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